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ふりかけそーすけ別館 ver.guardian vein

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7ヶ月ぶりに投稿再開しました

20130523 海上自衛隊掃海部隊「坂出港入港(1)」

休刊状態が長く続いてしまいましたね…その間、『日報』へ投稿を集中させましたが、休刊が続いても、こちら『gvein(別館)』のアクセス数は激減してはいませんでした。3週連続の催事と個人的事情が重なり、投稿大渋滞ですが、しっかり記録出来ています。こちら『gvein(別館)』と『日報』、交互に投稿を再開します。こちら『gvein(別館)』は、坂出週間。『日報』は、『よこすかYYのりものフェスタ2013』最終日詳細投稿。『第62回 掃海殉職者追悼式』詳細投稿は十分に時間をかけて投稿します。では、再開第1回は、坂出港入港より始めます。
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2013年5月23日より始まる「坂出週間」は、『日報』へ速報を投稿していましたが、新たに画像を追加再編します。今投稿は、いきなり30cutの大作ですが、それでも実際の記録の1/3にも至りません。大変良い状態での入港であったからです。早朝は相当に白く霞んでいた瀬戸内海でしたが、掃海部隊の皆様の入港が始まる頃より、霞が晴れ、見事な快晴へとなってゆきます。『第62回 掃海殉職者追悼式』週間の幕開け。香川県坂出市坂出港「林田岸壁」ご到着先陣は、掃海母艦「うらが」さん。過密航路の瀬戸内海を夜通し航行されての入港です。
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お出迎えは、真新しいタグボートさんがた。「あさか丸」さんと「とさ丸」さん。今回、新米見学者は初の坂出港。『掃海殉職者追悼式』は、2010年より見学させて戴いておりますが、2010,11,12年は高松港への寄港でした。今回の坂出港は、横須賀から観ると、高松港より少し先。掃海母艦「うらが」さんを先頭に、掃海艇「いずしま」さん、「あいしま」さん、「まきしま」さんが続きます。皆様、第42掃海隊さんご所属の神戸方面より、夜通しゆっくりと航行されていらした事と思います。新米見学者も夜通し、サンライズ瀬戸号にて「併走」して参りました。電気を消し、車窓に流れる景色を観ていましたが、思い出されていたのは、膨大な資料『航路啓開史』中の「感応機雷掃海計画表」でした。抜粋転載させて戴きます。

感応機雷掃海計画表(昭和21年1月25日付)
掃海支部:大阪
掃海区域▼

神戸・大阪航路・大阪内港
播磨灘:常用航路・南航路・北航路
相生掃海航路
神戸外港
大阪外港
友が島水道大阪港間
掃海支部:呉
掃海区域▼

因島航路
備後灘・備讃瀬戸・常用航路
高松・宇野掃海水路
多度津掃海水路
玉島掃海水路
笠岡掃海水路
新居浜掃海水路
小豆島北航路
伊予灘航路

掃海母艦「うらが」さん、掃海艇「いずしま」さん、「あいしま」さん、「まきしま」さんは、感応機雷掃海計画表の海の道のりを航行されて来られたのです。順に辿ってみましょう。

友が島水道大阪港間→大阪外港→大阪内港→神戸外港→播磨灘→相生掃海水路→小豆島→備讃瀬戸→高松・宇野掃海航路

何故、掃海殉職者追悼式が金刀比羅宮さん境内で行われるのでしょう。何故、掃海殉職者顕彰碑が金刀比羅宮さん境内に建立されたのでしょう。その「答(応え)」が『日本特別掃海隊』に標されています。改めて、掃海殉職者追悼式詳細投稿の際、転載させて戴きます。
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「終戦後掃海作業を開始して以来、各港湾都市では早く物資を輸(移)入するために、外国船舶ができるだけ早く出入することができるように、安全宣言を急いで貰いたいという要望が逐次強くなり、日本政府に掃海の責任が移管される頃には…」

「逐次、港の掃海を完了する度に安全宣言を行い、それによって船舶が自由に日本の各港湾に出入できるようになり、日本国民の生活必需物資や産業に必要な資材の輸入が開始され、ひいては日本からの輸出も始まり、日本国民の生活は愁眉を開き、産業・経済復興・発展に向って我が国第一の難関を切り開いて、その基礎造りを成し遂げ、戦後我が国発展のために大きな寄与をもたらしたのである」

「しかし、これを以て直ちに日本沿岸全部が安全になったわけではない。海中に残存する機雷や危険物は至る所に残っていて、昭和27年、海上警備隊、続いて昭和29年に海上自衛隊が創設されると、これらの部隊が掃海作業を引き継いで、現在なお航路啓開業務を継続実施しているのである」
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掃海母艦「うらが」さん、坂出港林田岸壁に間もなくご到着。サンドレッドが飛びます。幾度となく見学記録している入港着岸の光景ですが、「年に一度」の入港着岸でもあります。
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サンライズ瀬戸号から見えた瀬戸内海は、相当に白く霞んでいて、到底青空が見えるとは思えない朝であったのですが、徐々に霞が晴れてゆきます。
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掃海母艦「うらが」さん後方より、掃海艇「いずしま」さんのお姿が見えて参りました。2010年以降、初めての皆様揃っての入港の記録ともなります。また、これまでのリカバリーでもありました。掃海母艦「うらが」さん、今年2月の八代海での機雷戦訓練の際、入出港を岸壁から記録出来ていません。掃海艇「いずしま」さんに至っては、快晴時の入港の記録が存在しなかったのです。何が何でも…と云う思いがありました。掃海部隊の皆様を均等に良い状態で記録しておく事。それは個人の「コレクション」の為ではありません。並べて楽しむ為ではありません。より多くの人々に広く報せる為に、です。2008年以前の自分が「掃海部隊」の存在を殆ど知らなかった、と云う自戒の反動です。「これでもか!」と云う程に。遊び半分で見学記録投稿しているのではありません。
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いつも横須賀でお目にかかっている「うらが」さん。港が変われば、印象も異なります。圧倒的存在感の後ろ姿。ご到着は詳細に記録しています。今投稿は入港された皆様にて構成しての30cut大作。今回投稿していない記録は、twitter版「@guardianveins」へも逐次、投稿予定です。
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ご到着2番手は、掃海艇「いずしま」さん。遂に、快晴時入港の記録です。呉にご所属ながら、お会いする機会が大変多い「いずしま」さん。ですが、何故か快晴時入港の記録がありませんでした。この3年の「一発勝負大リカバリー」となりました。
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続く三番手の掃海艇「あいしま」さんと「いずしま」さん。第1掃海隊さんの快晴時の折り返し記録も殆どありませんでした。全ての皆様を均等に。3年かけても、まだ達成出来ていません。
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この角度です。艦艇番号が大きく見える、この角度。初の坂出港で、初の「いずしま」さん記録実現。1発勝負でした。
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「いずしま」さんの「687」と坂出港ご到着しんがりの掃海艇「まきしま」さん。水面煌めく「687」。あれほど白く霞んでいた視界が実に明瞭になりつつありました。
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掃海部隊の皆様の入出港は、常に、実に、見事に構成されています。「いずしま」さんの前方には、「まきしま」さん。後方には、「あいしま」さん。
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坂出の海色は、濃い緑。その上を滑るように美しい木目の曲線。木造の掃海艇さんならではの美しい曲線です。美しいと云う事は、優れていると云う事。
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美しいながらも、使い込まれた「お手製防舷物」。美と質実。
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次々とサンドレッドが飛び、ご到着サポートの香川県地方協力本部の皆様が岸壁を駆け巡られます。丁度、「うらが」さんの右手に横須賀でもお目にかかる自動車運搬船のイルカさん号がいらっしゃるのですが、イルカさん号ご到着の際は、「ぽむッ!」と音がして、機械じかけでロープが飛びました。いつであったか思い出せませんが、民間船舶のお方が「自衛隊はどうしてサンドレッド飛ばすんでしょうね。他に方法があるのに」と云っていましたが、機械じかけは壊れる時がある。人の力は確実。訓練を積んだ「人の力」は、最も確実。身体が覚えた事(動作)は、なかなか忘れません。
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「あいしま」さん、「まきしま」さんの折り返し。いつもいつでも、見事な構成(間隔)。時に新米見学者、岸壁を全力疾走する事もありますが、殆どの場合において、ゆっくりと岸壁を順に移動してゆけば良いのです。どたばた走り回るのは、超過密一斉入出港の時のみ。常に掃海部隊の皆様の陣形は見事に構成されています。逆に、記録者がその見事さを忠実に再現出来なくてはならないのです。大湊では、一カ所に直立不動で居る方が良い日があります。記録者が動かない事で、判で捺したかのような恐ろしい程の精密さの出港が再現可能になります。あと、いつも思うのは、掃海艦艇さんがたの間隔は、常に見事なのですが、背景までとも見事な間隔である事が多いのです。
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川崎重工クレーン・「まきしま」さん・白い煙突・「あいしま」さん・瀬戸大橋橋脚。全てが納まる見事な間隔。
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やはり理想の角度の「あいしま」さん。完璧。
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真横の位置で通過の「あいしま」さん。白く霞んだ朝から、真夏の光景へ。気温もどんどん上昇。あっと云う間に30度に達します。地元坂出のお方にお訊きしたところ、この日から突如、「真夏」になったのだそうです。以降、現在に至るまで、西日本は既に真夏では?
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「あいしま」さん、「いずしま」さんのお隣にご到着となります。サンドレッドは岸壁ではなく、「いずしま」さんに飛びます。
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そして、ご到着しんがりは掃海艇「まきしま」さん。前週、和歌山県での一般公開をなさった際も大勢の見学の方々がいらしたそうです。今回は一般公開と体験航海をご担当。それにしても、実に見事な「位置」です。「まきしま」さん、後方の背景配置はご覧になられていない筈です。「クレーンと煙突と灯浮標の間に居よう」とは思ってもいらっしゃらない筈。
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「まきしま」さんも快晴時の入港の記録は殆ど存在しませんでした。大ベテランの域に達していらっしゃる「まきしま」さん。とにかく、良い状態の記録を出来る限り多く…。現在、「まきしま」さんは父島に向われている頃でしょう。もう、ご到着になられたかもしれません。『平成25年度実機雷処分訓練』を前に。
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夏空に飛ぶサンドレッド。南の島の光景のようにも思えたり…(父島行かれず夢にまで見そうな現在←なので寝ていません)。
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「まきしま」さん、理想の角度。完璧。快晴時の記録クリア!水俣リカバリー。これまでの記録中、最も良い状態です。そうでなくてはなりません。
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煌めく水面「677」。とにかく、出来る限り、多く…。
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サンドレッドぎりぎり!+瀬戸大橋。ここが坂出である事の記念。そう云えば…掃海艦艇さんがたと瀬戸大橋の記録も今回が初めてです。
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サンドレッド飛び、つつうー!と海面をロープが走ります。まるで、白い蛇のように。
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次々とサンドレッド飛びます。飛んだ瞬間。入港着岸の記録は、幾度でも撮ります。各所で皆様が生き生きと動かれます。「ライヴ」です。フネを動かすのは、人の力。多くの人々の力が集まり、フネは動く。
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安定感のある「まきしま」さんの後ろ姿。これにて、全てのロープが岸壁に渡りましたか。間もなく着岸ご到着。
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坂出港林田岸壁縦列完成。先頭は掃海母艦「うらが」さん、第2列は掃海艇「あいしま」さん、「いずしま」さん。そして、掃海艇「まきしま」さん。
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「掃海部隊坂出港到着。そして、暑い!」。「まきしま」さんの後方から、放水。彼方にお姿見え始めてから、ご到着完了まで1時間半でありました。これより始まる「坂出週間」。まずは詳細投稿第1回。

休刊が長く続きましたが、投稿再開です。各ブログが1週間完全停止した訳は、『日報』にも記載しましたが、3週末連続催事であった事、また坂出より戻った直後より、母親実家・一族工場取り壊し(売却)の為の整理順日に奔走していた為であります。14日より取り壊しが始まり、最早どうにも出来ない段階に入りました。いまだ実感がありませんが、今は懐古するより、投稿したい、の心境。

では、こちら『gvein(別館)』は、『第62回 掃海殉職者追悼式』週間の詳細投稿。『日報』は、続く『よこすかYYのりものフェスタ2013』最終日詳細投稿。twitter版「@guardianveins」は、これまでの記録を突発的にさまざま投稿してゆきます。
by guardianvein | 2013-06-17 09:24 | ┣掃海部隊