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ふりかけそーすけ別館 ver.guardian vein

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7ヶ月ぶりに投稿再開しました

20140529 第2掃海隊・掃海母艦うらが「高松港入港」(7)各所ご準備〜日の入りまで

昨日はスマートフォンからのアクセスが急騰していましたね。新米見学者、まだ横浜から動けないでおりますが(台風ではなく、家の事情)、投稿は出来ます。時間ぎりぎりまで投稿と準備です。では、海上自衛隊掃海隊群 高松港入港詳細投稿第7回。海上自衛隊掃海隊群 掃海母艦「うらが」さん、掃海隊群第2掃海隊 掃海艇「やくしま」さん、サンポート高松岸壁ご到着後の各所お支度から日の入りまでを。今投稿にて、5月29日の掃海部隊高松港入港詳細投稿は完了です。
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今投稿は、掃海艇「やくしま」さんの皆様の各所ご準備から日の入りまでを。佐世保の掃海隊さんとしては8年ぶり、現在の海上自衛隊掃海隊群第2掃海隊さんとしては「初」の高松港寄港。お姿見え始めてから約4時間後の入港。先に入港された「たかしま」さんは屋島側へ。「やくしま」さんは、掃海母艦「うらが」さん後方、サンポート高松の岸壁です。こちらの岸壁は、大変広々としています。また、駅から近い事、多くのフェリー乗り場に隣接している事から、1日を通して大勢の方々がいらっしゃいます。毎年(昨年は坂出港でしたが)、掃海部隊の皆様の寄港を楽しみになさっている地元高松の皆様も多く、ご到着直後から、興味津々の地元の方々が側に来られては、乗員の方々に質問されたり、記念写真を撮られたり、とても和やかです。
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ご到着直後の「やくしま」さんの皆様。赤いヘルメットを被られましたね。クレーンが動くのでしょう。ブイも出番ですね。EOD員さんがたの処分艇さんを降ろすのでしょう。あと…手前に大きくフロートが写っていますが、集まって来られた地元の方々がよく乗員の方々に「これ魚雷ですか!」と、よく質問されるのですが、「浮き」です。魚雷が、いつも外に出ていたら危ないですよ…(^-^;)それに掃海艇さんがたは魚雷は積んでいらっしゃらないです。とは云え、この日初めて掃海艦艇さんがたを見た方々が間違えるのも致し方ありません。その為の「一般公開」。親切丁寧に「掃海機雷」について教えて下さいますよ。まずは私たち国民が良く知る事です。良く知らぬのに、あれこれ云うべきではありません。海上自衛隊さんの任務について、良く知る事です。私たち国民を護る、国を護ると云う事が、どのような事であるのか、しっかりと学ぶべきは私たち国民です。自分を含め、勉強が全く足りていませんよ。武器や装備にやたら詳しくなるのではなく、「任務」についてを、もっと知るべき・学ぶべきです。その為の艦艇一般公開・体験航海。
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「やくしまクレーン」始動。処分艇さんを降ろします。高松港は大勢の方々がいつもいらっしゃいますから、転落等の安全の為にも、処分艇さんスタンバイ。時に「連絡船」にもなります。今回、「やくしま」さんは、サンポート高松岸壁側に到着されましたが、お仲間の「たかしま」さん、「つのしま」さんは屋島側です。歩くと1時間程かかるそうですし、広々とした高松港をぐるりと廻らねばなりません。タクシーでも1メーター超えるかも?と云う距離。処分艇さんでゆけば10分以内でしょうか(とは云っても、今回、処分艇さんが連絡船になった形跡はありませんでしたが)。
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ゆっくりゆっくり、処分艇さんをクレーンで吊り、海面に降ろされます。掃海艦・掃海艇さんがたは黒い処分艇1杯、グレイと黒の作業艇1杯を搭載されています。黒いゴムボートを「黒い処分艇」と記載しているのは、主に水中処分員=EOD員さんがたが駆使される為。掃海部隊の皆様も「処分艇」と呼んでいらっしゃいます。
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「黒いゴムボート」と云っても、かなりの重量ですから、クレーンで移動。時にEOD員さんがたが担がれる事もありますが、海へ降ろすのには担げません。こうして、クレーンで降ろされます。
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で、処分艇さんはどちらへゆかれたかと云うと…こちら。翌日にはお隣に「ひらしま」さんがご到着になられますから、右舷ではなく、艇尾へ。停泊されている際は、この地点に処分艇さんが「待機」していますね。ところで…気付けば、快晴の高松港上空。白く霞んでいた屋島が、とても良く見えていますね。遠く…緑のガントリークレーンのやや右に「たかしま」さん、「つのしま」さんがいらっしゃいます。
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「やくしま!」。処分艇さんは、ここで「待機」です。昇り降りは、ご覧の通り、梯子です。
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「はい。自衛艦旗も整えます」。風で支柱に巻き付いていた自衛艦旗を広げましょう。洋上では小さく見えるかもしれませんが、こうして観ると大ぶりの旗です。
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「やくしま」さん前方へ移動。着岸後、一般公開前、訓練開始前によく観られる光景ですね。「塗装の時間」でした。皆様、錨巻軸に何をか…
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「ここのボルトがな…ここの…」と云った感じでしょうか。サンポート高松岸壁は、こうして、皆様と同じ高さから記録する事が出来る港です。殆どの場合は見上げる位置になりますので、よく見えない事が多いのですが。
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掃海部隊の皆様のご準備を記録しているうちに…辺りは少しずつ夕刻色に。時刻は18時。日の入りまで、あと1時間ちょっと。掃海艇「やくしま」さん艦首旗・掃海母艦「うらが」さん艦尾自衛艦旗と高松港のランドマーク。JRホテルクレメント高松さん・高松港旅客ターミナルビル。「うらが」さんは、安全網・電灯艦飾のご準備完了。「やくしま」さんが、この日のうちに安全網と電灯艦飾ご準備をされなかったのは、翌日、お隣に「ひらしま」さんがご到着になられるからでありましょう。ご到着時には、「ひらしま」さんからサンドレッドが飛びますし、ロープも渡ります。その際、安全網や電灯艦飾があると引っかかってしまいます。この日、「ひらしま」さんもご一緒に到着されていれば、「ひらしま」さんも「やくしま」さんも、即座に安全網・電灯艦飾のご準備をなさった事でしょう。
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辺りが少しずつ夕焼け色になり始めていました。「やくしま」さん前甲板の20mm機関砲も「おやすみ」の時間です。カバーをかけられます。こちらの20mm機関砲も「武器」と思われて、「これでは威力が足りないのでは!」と詰め寄る見学者のお方がいらっしゃいますが、攻撃用の武器ではなく、機雷を掃討する為の装備。「素人見た目判断」は宜しくありません。しっかり勉強しましょう。その為の「一般公開・体験航海」。
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高松港の夕景色は美しいです。瀬戸内海の夕陽は美しいですね。今回、梅雨前線・台風8号接近・上陸による豪雨被害が気がかりな熊本県の長島の夕陽も大変美しいです。
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この日、自分は久しぶりに夕焼けを見たように思います。美しい高松、岡山方面の夕空。2年ぶりの高松港の夕刻でありました。間もなく日の入りです。
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自衛艦旗降下まで、あと数分。先にJRホテルクレメント高松さんに灯がともりましたね。各地の港に寄港されている際は、各地の日の入り時刻に合わせての自衛艦旗・艦首旗降下となります。
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「自衛艦旗降ろしかた5分前」。いえ…1分前ですね。既に灯が点きました。高松港のランドマーク「高松シンボルタワー」と自衛艦旗・艦首旗降下1分前。艦首旗は一瞬で降ろされます。
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艦尾の自衛艦旗は、らっぱの音(ね)に合わせ、ゆっくりと降ろされます。少し懐かしい色合いで。いつも、ほっとするのです。「1日の終わり」。勿論、海上自衛隊さんは24時間態勢ですが、日の入り自衛艦旗降下の光景は、ほっと安堵します。
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ゆっくりと降ろされた自衛艦旗は、きちんとたたまれ所定の場所に納められます。幾度もブログ等に記載していますが、祖父は太平洋戦争時、海軍さんにお納めする国旗を染めていました。母親実家は太平洋戦争時、国旗製作所でありましたので、その一族として、現在の海上自衛隊さんの方々が、こうして「旗」を礼節もって大切に扱われている際を目にする度に、祖父に見せたかったと…と、しみじみ思うのです。祖父が染めた旗は、ほぼ全てが失われた事と思います。今も探し続けてはいますが、もしかすると…江田島にあるかもしれません。教育参考館内に。「もしかして…」と思われる遺品が大切に保存されています。
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前方の「うらが」さんにても艦尾自衛艦旗が降ろされました。次第に暗くなる高松港に暖かいオレンジ色の「カンテラ」。
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陽が暮れると、何故か存在感が増してくる「真水」。昼間はあまり目立たないのですが、夜になると存在感が増します。夜通し、様子をご覧になられるからかもしれません。丁度、この頃が「こやけ」の時間であったかもしれません。夕焼けは2段階。日の入り前に美しく空が染まり、陽が暮れると一旦は辺りは暗くなりますが、再び、夕焼けが現れます。童謡に「ゆうやけこやけでひがくれて」とありますが、「こやけ」とは2度目の夕焼け。
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既に陽が暮れていますが、再び、僅かに空が夕焼け色になります。少しだけ染まりますので、「こやけ」。昔の人は、よくよく空を見ていた。この日の高松は「こやけ」も大変美しかったです。空に雲がないと、「こやけ」は分かりづらいのですが、良い雲がたなびいていました。
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薄紅色とも薄紫色…最も近い日本の伝統色は「鴇色」「淡紅藤」でしょうか。美しい色合いの「こやけ」と掃海母艦「うらが」さん、掃海艇「やくしま」さん。振り返り振り返り…滞在先に戻りました。

これにて、海上自衛隊掃海隊群 掃海母艦「うらが」さん、掃海隊群第2掃海隊 掃海艇「やくしま」さん、サンポート高松岸壁ご到着、海上自衛隊掃海隊群 5月29日高松港入港詳細投稿は完了です。更に、『第63回 掃海殉職者追悼式』、第2掃海隊 掃海艇「ひらしま」さん、「やくしま」さん体験航海と記録は大変多くありますが、一旦時間切れ!です。
by guardianvein | 2014-07-11 10:44 | ┣掃海部隊