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ふりかけそーすけ別館 ver.guardian vein

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7ヶ月ぶりに投稿再開しました

20150201 『機雷戦訓練』第1日(1)小雪の舞う朝

2月は短いですね。日付変わり3月1日となりました。少し間が開きましたが、『平成26年度 機雷戦訓練』詳細投稿第2回。訓練が行われる伊勢湾へ向けての一斉出港の朝。時間ぎりぎりの松阪到着でありましたが、何とか間に合いました。では、厳しい寒さの「伊勢湾」の始まりを。
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時間的余裕のない状態が続いており、松阪に到着したのは、一斉出港の直前でありました。横浜を高速バスで出発したのは、午前0時少し過ぎた頃。休日だった事もあり、渋滞がなく、幸いにも到着予定時刻より30分以上早くに着きました。道中、松阪のお隣、芸濃付近はかなりの積雪となっていましたが、松阪は雨上がりと云った風情でしたが、小雪が舞っていました。舞っていると云うと優雅ですが、小雪が吹き荒れていたと云う方が近いかもしれません。強風でした。美しい松阪港の夜明け。伊勢湾にての『機雷戦訓練』は、年度では平成26年ですが、年明け最初の規模の大きな訓練です。訓練が始まる際は、毎年、日の出を拝んでいます。鳥羽方面から昇る旭。
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黄金(こがね)の旭と海上自衛隊掃海隊群第101掃海隊 掃海管制艇「くめじま」さん、「まえじま」さん。吹き荒れる小雪が少し写っていますね。昨年は暖かいとさえ感じた訓練初日ですが、今年は松阪らしい厳しい寒さと強風でした。厳冬の松阪は鈴鹿おろしが吹き、厳しい寒さである事が多いのですが、今年は特に全国的に厳しい寒さでありました。北極直送の大寒波が日本列島に押し寄せていた頃です。
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ベルライン岸壁の空は雲に覆われていましたが、美しい朝焼けの光がさしていました。最前列は海上自衛隊大湊地方隊函館基地隊第45掃海隊 掃海艇「ながしま」さん、「ゆげしま」さん。第2列は海上自衛隊掃海隊群第1掃海隊 掃海艇「みやじま」さん、「あいしま」さん。第3列は、海上自衛隊呉地方隊阪神基地隊第42掃海隊 掃海艇「つのしま」さん、「なおしま」さん。第4列は海上自衛隊掃海隊群第2掃海隊 掃海艇「ひらしま」さん、「たかしま」さん、「やくしま」さん。セメント岸壁側にも第41掃海隊さん、第51掃海隊さん、第43掃海隊さん、第44掃海隊さんがいらしたのですが、セメント岸壁側までゆく時間がありませんでした。
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掃海管制艇「まえじま」さんと吹き荒れる小雪。陽はさしているので雨であれば、「狐の嫁入り」ですが、小雪の場合は何と云うのでしょうね?やはり「狐の嫁入り」なのでしょうか。2010年以降、『機雷戦訓練』や『機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練』の始まり一斉出港の朝、雨が降っていた日が多いように記憶しています。
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今年最初の一斉出港の朝は、雨ではなく、小雪。この後、目まぐるしく天候が変化します。小雪は吹き荒れていましたが、まだ穏やかであった朝。掃海管制艇「まえじま」さん、「くめじま」さんの皆様も寒そうですね…と云うより、寒い!とにかく厳しい寒さでありました。
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旭はさしているのですが、鈴鹿山脈方面から、続々もくもくと色の濃い雲がやってきます。伊勢湾方面は比較的雲は薄いのですが、山側は雲が厚かった。ただ、雲の流れは伊勢湾方面ではなく、伊勢方面でした。
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「まえじま」さん越しに鈴鹿山脈方面。雲が気になっていたようです。今にも雨か雪が降り出しそうな雲でした。
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こちらは掃海艇「ゆげしま」さんの皆様。数日前に観音埼よりお見送りした際も霰吹き荒れる朝でした。「ゆげしま」さんは函館より横須賀を経由して松阪港に入港されました。函館は松阪より寒いのでは?と平山艇長にお訊きしたところ、「いえ。こちらも寒い!」との事でした。寒さの質?が異なるのでしょうね。
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「ゆげしま」さんの皆様は笑顔ですが、雪が…写真的には良いのですが、凍える寒さを物語る光景です。ご覧の通り、皆様は薄着です。訓練の際も厚着はなさっていないでしょう。モゴモゴしていては機敏に動けません。近頃は「ヒートテック」なる有り難いアンダーウェアーがありますが…
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出港迫る。掃海管制艇「くめじま」さんの皆様。呉は暖かいように思い込んでいましたが、広島も今年は雪が多いと記憶しています。
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ベルライン岸壁最奥部の掃海艇「ながしま」さんの皆様。函館から松阪は遠い。遥々のお越しです。往路は数日、横須賀に滞在されていましたが、お帰りは直帰されます。とは云え、来るも帰るも遠い。
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「ながしま」さん、「ゆげしま」さん並び。旭は明るくさしていますが、まだ小雪が吹き荒れていますね。一斉出港の朝、雪であったのは、今回が初めてとなります。昨年、一昨年と吹雪の日もありましたが、今年は吹雪はない代わりに、連日のように気合いの入った寒風が吹きます。
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掃海部隊集結の際ならではの「掃海密集」。ひしめく掃海艇さんがた。第45掃海隊・第1掃海隊・第42掃海隊・第2掃海隊縦列。一斉出港となりますので、全ての掃海艇さんがたで出港準備が行われています。間近に居ると一斉出港の朝ならではの独特の気配があります。「さあ、これから訓練が始まる」。
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朝焼けの色から、青色の朝へ。この頃には、小雪も止んでいたようです。刻々と一斉出港が迫っていた頃。準備万端。
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雲の切れ間が大きくなって来ていました。ずらりと並ぶ掃海艇さんがた。1本煙突の第45掃海隊さん。2本煙突すがしま型の第1掃海隊、第42掃海隊さん。final wooden MSCひらしま型の第2掃海隊さんまで。各世代掃海艇さんがたの縦列。
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「あ!」。一斉にマストに信号旗が揚がりました。出港です。一斉に信号旗が揚がる際も独特の音が鳴り響きます。「シャッ!」とも「シャリンシャリン!」とも聴こえる音です。
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「旗揚げ」。以前は舞台の写真を撮っていましたので、劇団等の「旗揚げ公演」を当たり前に耳にしていましたが、これぞ「旗揚げ」ですね。舞台の旗揚げ公演の際に実際に旗は揚げません。
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さあ、一番手出港はベルライン岸壁側?セメント岸壁側?センター?一気に緊張度が上がりました。幾度、掃海部隊の皆様の一斉出港を見学記録していても、未だに緊張しますね。何故緊張する?一斉出港、さまざまな展開があり、一度きりであるからです。また、これより実際の訓練が始まるのですから、物見遊山で松阪まで来ている訳ではありません。緊張すると云う事は、集中すると云う事です。『機雷戦訓練』は、イベントではありません。実際の訓練。
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一番手は、第2掃海隊 掃海艇「やくしま」さん?セメント岸壁側からも同時に動かれる?掃海部隊の皆様の一斉出港は、いつも「同じ」ではありません。両翼から同時に出て来られる事もあります。掃海艦艇さん1隻ずつ記録するのではなく、「展開」を記録する事に重点を置いています。掃海艦艇さんがたは小柄ですが、それだけに機敏に細かく動かれます。1隻だけ記録していたのでは、掃海部隊の皆様ならではの「展開」が見えなくなります。緊張するのは当然です。一気に全ての岸壁が動く事もあります。掃海部隊の皆様は「手強い」のです。
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色調整し、青くしてみました。松阪港と津を結ぶ「ベルラインまつかぜ」さんの船体は青と白。掃海艇「やくしま」さんと「まつかぜ」さん。実に明瞭な視界。
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一斉出港が始まりました。ベルライン岸壁側、最前列の「ゆげしま」さんの皆様、後方をじっと観ていらっしゃいます。訓練が終了後の一斉出港の際は、皆様、賑やかにお見送りされますが、訓練開始の朝は、ぴりりとした緊張感があります。
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「やくしまバウスラスター」。静かに真横に滑るように。
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強風の朝でしたが、松阪港内は、とても穏やかですね。海面が穏やかです。出港一番手「やくしま」さん、ゆっくりと横に滑ってゆかれます。風は画像左手より吹いています。
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出港らっぱが鳴り響きます。気付くと、伊勢湾上空の雲はなくなっていました。伊勢湾上空快晴。いざ、伊勢湾へ。『平成26年度 機雷戦訓練』へ。
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伊勢湾洋上には、掃海母艦「ぶんご」さん。『機雷戦訓練』期間中は、ずっと洋上です。その為、松阪港と「ぶんご」さんを結ぶ「松阪ぶんご作業艇便」が運航されます。今回の訓練には、掃海母艦「うらが」さんは参加されませんでしたので、「ぶんご」さんのみでありました。
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伊勢湾上空快晴。旭に煌めく「やくしま」さんと「ぶんご」さん。一斉出港が始まると同時に、松阪港沖にいらした「ぶんご」さんも動かれました。
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出港二番手は第2掃海隊 掃海艇「たかしま」さん。「たかしま」さんのお姿を拝見するのは、とても久しぶりでした。昨年5月の高松以来です。大湊にはいらっしゃらなかった(自分が滞在していた間)。
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「やくしま」さんに続いて、ゆっくりと「たかしま」さんが出てゆかれます。一斉出港が始まると、出港らっぱが次々と鳴り響きます。いよいよ始まる…と実感する、らっぱの音。

では、『平成26年度 機雷戦訓練』詳細投稿第2回は、一斉出港の始まりまでと致します。既に30cut近い大作となっておりますので。『平成26年度 機雷戦訓練』第1日の見学記録は、一斉出港のみではありません。「続き」があります。また、翌日の見学記録も大変多くあります。
by guardianvein | 2015-03-01 02:12 | ┣平成26年度 機雷戦訓練