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7ヶ月ぶりに投稿再開しました

カテゴリ:┣掃海部隊( 162 )

本日午后、会計士叔父が、どっかり伝票を持って来ますので、それまでに出来る限り投稿しておきましょう。「新機軸」の『平成25年度 機雷戦訓練』(前後)twitter版画像フォルダ内ファイル名順構成第4回。ファイル名順に投稿を構成しますので、各日各所さまざまな記録が入り交じります(ファイル名には一定の法則がありますが、作成している新米見学者自身も全貌を把握出来ていません)。では、参りましょう。新機軸投稿第4回。
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iPad対応の1,024pixの画像です。伊勢湾へ向けての一斉出港の朝。掃海母艦「うらが」さん、「ぶんご」さんの長浦港狭しのスケールの大きな出港を大判の画像にて。旭に光輝く「機雷を征する東西鋼(はがね)の女王」。威風堂々圧巻の煌めきでした。見事な連携サポートは横須賀港務隊大型曳船YT66,99号さん。
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掃海母艦さんお二方が横須賀に揃われたのは…2010年以来であると思います。2011年は東日本大震災災害派遣、海外での訓練等があり、2012年も8月12日、15日の3日の差がありました。2013年は日向灘でお二方揃われた事と思いますが、新米見学者は母親の足の具合があり、見学記録にゆけませんでしたので…。横須賀にてお二方出港を間近から記録するのは、今回が初となりました。伊勢湾『平成25年度 機雷戦訓練』へ向けての掃海部隊、横須賀一斉出港の大トリは、掃海母艦さんがたでしたので、「ああ…いよいよ始まる…」との思いで記録していました。横須賀から伊勢湾は遠くありません。掃海母艦さんがた、そして、横須賀港務隊の皆様を見届けて、急ぎ実家に戻り荷物を担ぎ、新幹線に飛び乗る事になります(実際に飛び乗ってはいませんが。駆け込み乗車は危険ですし、そこまで急がなくても良いのです)。
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日の出直前の伊勢湾に掃海母艦「うらが」さん。掃海艇さん1隻。ご到着当日の朝ではなく、『平成25年度 機雷戦訓練』終了の朝ですが。横須賀よりご到着の朝も、このような情景が観られた事でしょう。既に夜には伊勢湾に集結されていた事でしょう。掃海部隊の皆様が横須賀を出港されたのは、前日の午前7時40分から8時40分の間です。掃海部隊の皆様であれば、横須賀から伊勢湾まで24時間もかかりません。
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同じく日の出前の伊勢湾。こちらは掃海母艦「ぶんご」さん、掃海艦さん…ですが…蜃気楼が顕著に出ており、「浮島」になっています。この時期、東京湾もですが、伊勢湾も連日のように蜃気楼が現れます。その為、訓練海域は陸奥湾と同じぐらいであると思われますが、非常に見えづらいのです。その為、『平成25年度 機雷戦訓練』の見学記録は、乗員の方々、入出港に重点を置きました。
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掃海艦「やえやま」さんの筈ですが、殆ど見えない状態ですね…蜃気楼で「じわじわ」です。前回2012年は、全日程見学記録していますが、吹雪に阻まれたり、やはり殆ど訓練海域は記録出来ていません。ただし、1日のみ、実に明瞭に記録出来た日がありました。
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今回、掃海部隊の皆様と共に多く記録されているのは、「ベルラインまつかぜ」号さんです。前回2012年は、「すずかぜ」号さんでした。松阪港より津なぎさまちを経由し、セントレアへ向う伊勢湾のマドンナがた。「まつかぜ」号さんは、津と松阪の往復便。「まつかぜ」号さんが航行されている際の記録も今回が「初」でありました。
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期間中最後まで蜃気楼に惑わされました。あまり欲張った事は云いたくありませんが、もし、視界が明瞭であれば、実に素晴らしい情景であった筈なのです。伊勢湾にての訓練を終えられ、一路、松阪港を目指す第41掃海隊さん。その後方に雪を頂く美しい山並みが微かに見えています。
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「さあ、では、始めましょうか。見事な2MD,41MDダイアゴナルクロスライドを、とくと御覧(ごろう)じろ」。第2掃海隊・掃海艇「やくしま」さん、「ひらしま」さんの後方に微かに木曾御嶽山。
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芦崎越しの陸奥湾を彷彿とさせる光景です。伊勢湾ならではの海苔の卵を育てる「竹林」越し、蜃気楼に浮かびながら松阪港を目指す第43掃海隊・掃海艇「なおしま」さん、「うくしま」さん。かなり近くに来ていらっしゃるのですが、それでも、蜃気楼で「じわじわ」です。
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『平成25年度 機雷戦訓練』終了松阪港一斉出港の際の「うくしま」さん、「なおしま」さん。実に視界は明瞭。しかし、あまりの強風に伊勢湾側を振り返る事は厳しい状況でした。怖くて、伊勢湾側に立てなかったのです。暴風に吹き飛ばされそうでした。左手、北西から相当な強風が吹き付けていた事が判る光景です。「うくしま」さん、「なおしま」さん、赤灯浮標も揃って、右に傾いています。上空をカモメが飛んでいますが、飛んでいると云うより、飛ばされている、でした。
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凄まじい強風と逆光ですが、強風あっての光景でもありました。登舷礼出港の第45掃海隊・掃海艇「とびしま」さんと「ゆげしま」さん。「ゆげしま」さんの信号旗が実に見事に張っています。また、逆光で白く飛んでいる事、背後の山並みが雨に霞んでいる事もあり、「とびしま」さん松阪港撮り納めに相応しい、どこか…夢を観ているような写真ともなりました。忘れ難い光景です。
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幻のように伊勢湾を去ってゆかれる第51掃海隊・掃海艦「やえやま」さん、「はちじょう」さん、「つしま」さんと空に飛び出しそうな勢いであったウィンドサーフィンのお兄さんがた。
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夢見るような写真は、『平成25年度 機雷戦訓練』終了松阪港一斉出港終盤に多くありました。それは…イギリス海軍のビューフォート提督が提唱された「ビューフォート風力階級表」(『理科年表』)によると「波頭が弾けて水煙」が創り出した「ソフトフォーカス」。レンズ前を拭いても拭いても、波頭が弾けての水煙でソフトフォーカスになってしまっていたのです。この状態は風力階級8。相当風速は34〜40ノット。新米見学者のような一般人に判り易くは風速17.2〜20.8m未満。実際には、更に上であった筈です。洋上は、この数値以上。
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「波頭が弾けて水煙」が創り出した「松阪ソフトフォーカス」は、「うくしま」さんの記録に集中していました。最早、レンズ前を拭き切れない状態になっていた事もありますが。
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凄まじい強風であったにも関わらず、柔らかい白い光に包まれた「松阪ソフトフォーカス」。「うくしま」さんの皆様の帽振れのお帽子も吹き飛びそうな暴風、刺すような冷たさであったにも関わらず…
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こちらの画像は加工していません。撮ったままの状態です。夢を観ているような淡い白い光に包まれて。北西からの凄まじい強風に「うくしま」さん、かなり右に傾いていますが、それでも、皆様、笑顔でお帽子を振って、去ってゆかれる。この直前、「うくしま」さん後方の皆様から勇ましい「おーッ!!」と云う勝鬨が挙りました。春うららかにさえ思えるあたたかさですが、実際は骨まで凍りそうな厳しい寒さであったのです。耐え難い寒さでしたが、実に優し気な。
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「なおしま」さんは、『平成25年度 機雷戦訓練』最初の入出港の際には、松阪港にいらっしゃいませんでしたが、既に伊勢湾洋上にご到着であった事は判っています。訓練開始時、伊勢湾洋上で掃海母艦「うらが」さん横に着かれた際を確認しています。『平成25年度 機雷戦訓練』終了松阪港一斉出港時が唯一の出港の記録となりました。

さあ、では新機軸構成投稿第4回は、ここまでと致します。時間的に厳しい状況は続いておりますが、この4回で、かなり多くの画像を「移植」出来ていますね。では、次投稿は、呉チームの皆様のご登場です。
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by guardianvein | 2014-03-02 07:04 | ┣掃海部隊
長らくの休刊続きを「打開」する為、窮余(時間的)の策としての「新機軸投稿」第3回。辛うじて日々動いているtwitter版『guardianveins』に投稿(準備中)の画像をオリジナル画像に忠実な、こちら『gvein(別館)』へ移植を開始。Mac内画像フォルダ単位ファイル名順構成ですので、『平成25年度 機雷戦訓練』(前後)の各日さまざま記録が入り交じります。では、第3回投稿開始。
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「おーッ!!」。『平成25年度 機雷戦訓練』直前の横須賀は船越。伊勢湾へ向けての一斉出港前日、術科競技会「駅伝の部」が行われていました。少し距離がありましたが、盛大な胴上げが見えました。画像をよくよく確認すると、呉よりいらした掃海隊群第1掃海隊・掃海艇「いずしま」さんの皆様に見えますが。胴上げを実際に目にしたのは、いつ以来であったでしょう。「おお、胴上げだ胴上げだ」でありました。

今年の年初の「機雷戦訓練」(年度的には平成25年ですが、平成26年としては「年初」の訓練です)は、直前の横須賀から始まっていました。呉より掃海母艦「ぶんご」さん、掃海隊群第1掃海隊・掃海艇「いずしま」さん、「あいしま」さん、「みやじま」さん、掃海隊群第101掃海隊・掃海管制艇「いえしま」さん、「まえじま」さん、佐世保より掃海隊群第2掃海隊・掃海艇「ひらしま」さん、「やくしま」さん、函館より大湊地方隊函館基地隊第45掃海隊・掃海艇「とびしま」さん、「ゆげしま」さんが横須賀に寄港。勿論、「ご当地」の掃海母艦「うらが」さん、掃海隊群第51掃海隊・掃海艦「やえやま」さん、「つしま」さん、「はちじょう」さん、横須賀地方隊第41掃海隊・掃海艇「つのしま」さん、「えのしま」さん、「ちちじま」さんの「横須賀掃海部隊」勢揃い、総勢17隻の「横須賀集結」より、『平成25年度 機雷戦訓練』は始まっていたのです。
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胴上げなさっていた「いずしま」さんの皆様へ岡掃海隊群司令より、賞品の…日本酒でしょうか。贈呈であります。銘柄をお訊きしていませんが、あっと云う間に呑み干されそうですね。飾っておかれるかもしれませんね。ふと、今回の横須賀集結、1月下旬でありましたが、「掃海部隊新年会」のようにも思えました。
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突如、『平成25年度 機雷戦訓練』終了後の松阪港一般公開の日に飛びます。雨の一般公開となりましたが、大変大勢の方々が見学に訪れました。最初に見学させて戴いた、「いずしま」さん机上。海図の下には…一瞬、たじろぎました。金閣・銀閣御守護のお札のお隣には…

日常の五心
「はい」という素直な心
「ありがとう」という感謝の心
「すみません」という反省の心
「おかげさま」という謙虚な心
「わたしがします」という奉仕の心


「日常」において、忘れてはならない大切な事柄。繰り返し入力しているうちに覚えました。心に刻み、日々、忘れぬ事。事ある毎に思い出すべき五つの心。
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同じく「いずしま」さんにて。掃海艦艇さんがた一般公開の際、かなり長い時間を費やすのは海図前。各地名・海名は先人からの「伝言」。志摩半島先端部。波切、船越等、各地で観られる地名の他、何故、ウヅムシ、麦、退治、アシカド、黒神…。これまで、数え切れぬ程、掃海艦艇さんがた一般公開にて見学させて戴いていますが、未だ、学ぶべきが絶えず。
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またも突如、「ファイル名」(画像フォルダ内)により、飛びます。3月1日より開始した「新機軸投稿」は、twitter版画像フォルダ内をファイル名順に構成しています。その為、各日、各所へ記録が飛びます(ファイル名には要素・項目毎に一定の「法則」がありますが)。こちらは、掃海艇「とびしま」さん内のテレビ。函館のお天気実況と予報。函館は北海道ですから寒いのは重々承知でしたが、実際にどれほどであるのか、詳細には判っていませんでした。松阪港一般公開が行われていた日の15時20分で気温は何と氷点下3.7度!新米見学者にとって「未知の世界」です。氷点下2度は前回2012年松阪、2013年水俣で経験していますが、それを下回る気温は未体験です。「函館これまでの最低気温マイナス13.3度」は、想像も出来ません。
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『平成25年度 機雷戦訓練』伊勢湾にての訓練終了の晩(日付は変わっていますが)。午前1時3分。セメント岸壁(大口埠頭)。雨まじりの雪が降りしきっていました。気象庁さんのデータを確認すると、津の観測値で午前1時は気温0.6度。北西の風1.6m/s。深夜ですが、掃海部隊の皆様が集結されている際は、「不夜城」。乗員の方々も岸壁を歩いていたりされますので、深夜と云う感覚は、あまりありません。元々、新米見学者は映画等の撮影現場に居ましたので、徹夜の撮影は珍しくなく、『機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練』の際は、夜を徹して訓練なさっていますので、夜眠らない事は「当たり前」でもあります。掃海部隊の皆様、新米見学者は分野が異なれども、「共通」する点が多々あります。「現場」と云う共通点。「長時間じっと耐える」も共通点ですね。
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雪雨の夜から一転。『平成25年度 機雷戦訓練』終了松阪港一斉出港の午前。「夢を観ているのだろうか…」であった光景。第45掃海隊・第101掃海隊・第1掃海隊さんにかかる「地上の虹」。サングラス越しには、もっとはっきり見えていました。松阪港撮り納めとなる「とびしま」さん、「いえしま」さんに虹がかかっていたのです。「信じられない…」でありました。掃海部隊の皆様が一斉出港されるまで、あちこち移動していましたが、虹は突如、目の前に現れたり、かと思うと遠くに行ったり…実に不可思議な体験をしました。長時間、虹が現れていたのです。通常、短時間で消えてしまうのですが…。掃海部隊の皆様の見学記録中、これまで幾度となく、不可思議な体験をしています。時に神懸かり的な…
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『平成25年度 機雷戦訓練』終了翌日の松阪港一般公開。ベルライン岸壁(中央埠頭)側。この日、関東は最初の大雪となっていましたが、松阪港は雨に変わりました。冷たい雨が降りしきっていたのですが、ご覧の通り、大勢の方々が見学に来られていました。驚きました。松阪港は駅から近いとも云えません。しかも、冷たい雨。それなのに…左手が広々とした駐車場なのですが、そこにはお車いっぱい。「とびしま」さんの見学者数は1,000名を超えました。もし、晴天であれば、更に多くの方々がいらした事でしょう。そして、昨年2月の水俣港以来の岸壁側全掃海艦艇一般公開が実現していた事でしょう。前日の段階では、ベルライン岸壁・セメント岸壁、全掃海艦艇さんがたの一般公開準備が整っていました。

では、今投稿はやや短めですが、これにて。今回で画像フォルダ「isewan3」内は完了です。続いては、画像フォルダ「isewan4」。ここは大御所です。160cutを超える画像が収蔵されていますし、「2014MWS(minesweepers)」もあります。現在、これまでの形式の「大作」投稿(構成)が時間的に難しいのですが、新機軸のファイル名順であれば、「大作」投稿が可能です。
by guardianvein | 2014-03-02 05:33 | ┣掃海部隊
とても久しぶりの投稿となりましたが。とにかく記録は、しっかり撮れていますが、現在、なかなか投稿時間がとれない状態が続いております。単発のtwitter版『@guardianveins』は、何とか稼働していますが、excite版ブログは大作仕様ですので、なかなか進まず。ですが、ブログ投稿をやめてしまった訳ではありません。まとまった投稿時間がとれないのです。『日報』は『三都三校物語』を継続。こちら『gvein(別館)』に掃海部隊の皆様、EODの皆様を集約します。では、直近の第41掃海隊・掃海艇「えのしま」さん、ご当地江の島寄港時の記録を。
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2013年12月21日(土)。今年もX'mas3連休(今年は前連休でしたが)に、横須賀よりご当地へ。第41掃海隊・掃海艇「えのしま」さんが江の島ご訪問でありました。昨年は濃霧と冷たい雨に霞んでいましたが、今年は快晴。江の島入港着岸を何故間近から撮らないのか。それは、「湘南の海」と「えのしま」さんを記録したいからです。お名前の由来となった「江の島」へ向う「えのしま」さんを。「江の島とえのしまさん」を。そして、大勢のサーファーさんがたと共に記録したいのです。「ご当地寄港」を記録するには、対岸から撮らねばなりません(もしくは洋上から)。やや距離があって良いのです。間近からは『機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練』時に記録出来ています。
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晴れれば逆光ギラギラである事も十分承知の上。と云うより、逆光の方が良いのです。煌めく湘南の海とサーファーさん、ヨット。「これぞ湘南」。とは云うものの、実はあまりにギラギラで良く見えていませんでした。また、当初の予定より少し手前で江ノ電を下車しました。直前で、記録地点を変更したのです。何故か。
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鎌倉方面から江ノ電に乗ると、七里ケ浜駅が近付いて来る頃、正面に富士山が大きく見え始めます。車掌さんの「富士山が前方に見えます」との案内の次の瞬間、乗客の方々から一斉に「わあッ!!」と大きな歓声が上がります。自分は見慣れていますが、それでも息を呑む美しさです。そして、左手には相模湾が一気に拓けます。既に洋上には、掃海艇「えのしま」さんが見えていました。その「えのしま」さん、じっと富士山をご覧になられていたように見えた事、また、入港待機されている「えのしま」さんに七里ケ浜付近が最も近いと思われた為、予定を変更し、七里ケ浜駅で下車。駅から海岸まで、歩いて2,3分。
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入港を待つ「えのしま」さんと波を待つサーファーさんがた。「えのしま」さん真後ろです。「ここで正解」。しばし、煌めく湘南の海を見ていました。昨年も「えのしま」さんはこの辺りで入港待機されていたのかもしれませんが、濃霧であった為、突如、幻の彼方から現れたように見えました。今年は実に良く見えていました。
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「いざ、入港」。波を待つサーファーさんがたも「おお?」であったように見えました。「big shipが来たぞ?」(この辺りでは、掃海艇さんは「big ship」←以前、釣り人のお方が掃海艇「のとじま」さんを見て、「big shipが来た!」と仰られていた)。「えのしま」さんが江の島湘南港本船岸壁を目指し動かれたを見届け、新米見学者も七里ケ浜駅へ向かいました。
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江ノ電車内より、本船岸壁着岸間近の「えのしま」さんとサーファーさんがた。江ノ電さんは高速ではありませんので、こうして車内から記録する事も難しくありません。この日の朝は、大変良い波が出ていたそうで、実に大勢のサーファーさんがたがいらっしゃいました。パドルボードのお方もいらっしゃいますね。今年はサーファーさんがたとお話ししながらの記録ともなりました。この日は西風と教えて戴きました。昨年は凍える寒さでしたが、今年は暑いぐらいでした。
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さあ、間もなく、「えのしま」さんも本船岸壁にご到着。新米見学者は腰越辺りでした。ここで焦る必要もありません。江ノ島駅から徒歩で本船岸壁に向います。タクシー飛ばそうと思っても、江の島弁天橋付近が大渋滞している可能性があります。徒歩、もしくは自転車等が確実。
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本船岸壁に到着し、程なく入港歓迎行事が始まりました。薄桃のコートが可愛らしい「海の女王」様お二人より、清水第41掃海隊司令、中村艇長へ花束贈呈。この後、清水第41掃海隊司令のご挨拶、関係の方々の記念撮影、見学会となります。
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見学会が始まった頃、ふと処分艇「えのしま」号さんが動き始めた事に気付きました。「?」。『機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練』時は、各種作業、ご準備等があり、処分艇が大忙しになる事がありますので、珍しい光景ではないのですが。どうやら、「お仕事」始まる気配が感じられましたので、海側へ移動。
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「?」。海側へ移動すると、既に「えのしま」さんmaster diverの竹原さんがEOD装備で処分艇上に。
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見学会が始まっているのですが、乗員の方々が赤いヘルメット…。「何かの作業」が始まる筈です。
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「EODタンク」が降りて来ました。潜られますね。さて…どのような「作業」が始まるのでしょう。2013年度、「JMSDF DIVERS」の記録は、呉の飽和潜水員さんがた、江田島の第1術科学校潜水科スクーバ課程の皆様がしっかり撮れている以外、殆ど記録出来ていません。2013年の大詰めに、EOD員さんがたを記録する機会が巡って来たようです。江の島の弁天様に感謝です。間近からの記録は、なかなか叶いません。横須賀の吾妻島前は遠過ぎる。呉の方が近く、機会が多い事も今年10月に判りました。
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何と。アクアリフタも降りて来ました。一体何が…「何かを持ち上げる」。アクアリフタを使って、「何かを持ち上げる」のです。思い当たるのは…「錨」。今年も各地の海で、不発弾や機雷が見つかり、その都度、掃海部隊の皆様、各地の水中処分隊の皆様が処理に向われましたが、その際、幾度もニュース映像に出て来た、アクアリフタ。ですが、この江の島湘南港に不発弾が発見された訳ではありません。そうであれば、見学会は中止になるでしょう。
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完全潜る装備で、「えのしま」さんEODTの片山さんも出て来られましたね…
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見学会が行われているとは思えない光景となって参りました。完全作業モード。太いザイルも準備中。とても「重いもの」を持ち上げるのでしょう。
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「えのしまEODT」続々集結。処分艇上には、今年の春まで、江田島の第1術科学校潜水科の教官であった深谷さんのお姿。「お父さん(昨年の「えのしま」さん江の島寄港時の投稿をご参照下さい)」も降りて来られましたね。
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続いて佐藤さん。片山さんが降りて来られれば、「えのしまEODT全員集合」です。「大掛かり」です。
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「えのしま」さん錨付近にも乗員の方々。完全に作業モード。岸壁側からは全く見えない光景です。
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片山さんが降りて来られましたね。これにて「えのしまEODT全員集合」です。「お父さん」は、応急工作のお方ですが、今回、スクーバ員でいらっしゃる事が判りました。そう云えば…
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真夏の「えのしまEODT」の皆様の記録があった事を思い出しました。8月22日。徳丸掃海隊群司令(現 第1術科学校長)離任式、岡掃海隊群司令着任式の朝です。午前の訓練に出てゆかれる際の記録。
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真夏の朝から丁度4ヶ月。如何にも寒そうな海色の江の島湘南港。装備はドライスーツ。真冬の海へ。
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「えのしまEODT」始動。この画像を見て、初めて気付きました。「えのしま」さんに左手のヨットハーバーの景色がそのまま映っています。FRP掃海艇ならではの「光沢」ですね。これまでの艦艇船さんがたにはない「光沢」。
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「A」旗も出動です。「潜水A旗」。EOD員さんがたが潜られると云う標。

では、久しぶりの「大作」投稿となりました。この後、「えのしまEODT」の皆様の作業が詳細に記録出来ていますので、第1回は、ここで投稿と致します。あまりに長い間、休刊となっておりました。その間も多くのアクセスがある事はLOG解析で判っています。ずっと気がかりでした。
by guardianvein | 2013-12-27 01:12 | ┣掃海部隊
またも久しぶりの投稿となってしまいましたが、10月18日以降は、広島県呉市に移動致しましたので、『日報』へ速報を投稿しています。今投稿は、その『日報』へ速報として投稿した、海上自衛隊掃海隊群第1掃海隊の皆様の見事に美しい快晴出航の朝を『日報』版転載ではなく、新たに未投稿の画像を加え、こちら『gvein(別館)』拡張版であります。
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雨上がりの朝。美しい呉湾に掃海部隊の皆様のお姿が見えて参ります。まだ遠いですが、今回、reflexは使用しませんでした。出来る限り、美しい呉市・江田島市の風景と共に記録したかったからです。広島県ならではの牡蠣筏の後方左手、遠くにお姿見え始めたのは、第1掃海隊・掃海艇「みやじま」さん。右手には掃海母艦「ぶんご」さんのお姿も見え始めていました。とにかく、今年2月の熊本県水俣市・鹿児島県出水市と並び、本年度これまでの記録中、屈指の快晴。
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上空は雲一つなく晴れ渡り、冴え冴えとした朝でした。早瀬大橋の奥、江田島側から順に陽が当たり始めます。少し小さくて見えづらいですが、白い月が江田島に暮れようとしていました。本当に美しい快晴。
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出航一番手は、掃海隊群第1掃海隊・掃海艇「みやじま」さん。お姿が見え始めてから、近づいて来られるまで、あまり時間はかかりませんでした。「みやじま(やや)どりふと」。牡蠣筏をかわして方向転換。見事に晴れ渡っているのに、この朝は殆ど風がなく、海は大変穏やか。横須賀では早朝、白くもやもやである事が多いので、これほど明瞭な早朝の記録は、まさに「目が覚める」です。完全順光。「完璧な青」。
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「みやじま」さん、正面を向かれました。reflex500であれば、思い切り寄り切れる距離なのですが、敢えて、使用しませんでした。と云うより、持って行かなかった。寄ればいいと云うものではありません。背景を入れる事、何より、極めて穏やかな海面に長く曳く美しい「波紋」を記録する事。優雅とさえ思える滑らかな航行を記録する事。「美しい」と云う事は、「高度な技術」でもあります。拙い技術は微笑ましくはあっても、美しくはない。
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「みやじま」さん乗員の方々のお姿がファインダ内からはっきり見える距離に入りました。寄り切れる距離ですが、寄り切らない。今回、早瀬大橋から記録するのは初めてです。重要視したのは、すがしま型掃海艇さんのやや丸みのある正面、先端から広がる斜めの波紋。寄ればいいってもんじゃない。「勝負」の時間は、おそらく5分。しかも、「みやじま」さん単独の航行ではありません。後方から「あいしま」さん、「いずしま」さんが迫って来ています。「みやじま」さん至近距離、真下を通過される間にも、「あいしま」さん、「いずしま」さんはどんどん近づいて来られる。如何に「均等」に記録するか、です。
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その頃、続く「あいしま」さん、「いずしま」さんは、遠いようで既に近い距離。それにしても、何とも美しい海。「あいしま」さん、「いずしま」さんの長く曳く、斜めに広がる美しい波紋。ため息の出る美しさです。
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「みやじま」さん接近中。何処に非の打ち所があろうかと云う情景。ご当地第1掃海隊さんの記録としての「初」は、「完璧な青」。昨年5月の沖縄・第46掃海隊さんに続き、広島県呉市ならではの見事な美しさ。
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この時、既にファインダ内に第1掃海隊さんお三方が入って来ていました。3地点を見ていなくてはなりません。先頭の「みやじま」さん、続く、「あいしま」さん、「いずしま」さんとは、かなり距離があります。「みやじま」さんのみ、行き先が異なっていた為であったようですが、これだけ離れていても、実に見事な「構成」でもありました。
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少し時間を戻すと、実際には、これだけの広範囲(規模)の「掃海隊群呉湾航行」でもあったのです。画像では判りづらいかもしれませんが、左手から「みやじま」さん、右手の牡蠣筏後方に「あいしま」さん、「いずしま」さん、更にその後方、右手ぎりぎりのところに掃海母艦「ぶんご」さんがいらっしゃるのです。当然、refelx500は必要ありません。無理に寄る必要などなし。
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もう一段階時間を戻します。「あいしま」さん、「いずしま」さんの中央に掃海母艦「ぶんご」さん。掃海部隊の皆様ならではの「黄金等間隔」。いつもいつでも「完璧」。新米見学者は、その見事さを忠実に記録すれば良く、なおかつ、それぞれ1隻の掃海艦艇さんがたに無理して寄る必要はないのです。掃海部隊の皆様の「陣形・構成」を分断しない。
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遠景を常に確認しつつ、最至近距離、勝負の「真下通過1分間」。第1掃海隊さん、初の「空撮」です。2年ぶり2度目の呉にやって来て、自分的に失敗は赦されません。しかも、これほどの快晴の記録など、今後撮れると云う保証はどこにもありません。「みやじま」さん、真下通過が始まります。
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内心、「初めてみた…」と呟いていました。掃海艇さんを真上から見たのは、この時が初めてです。勿論、真の真上は見られませんが。
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真下通過直前。「みやじま」さん前方の皆様。画像的に寄ってみます(若干粗くなりますが)。翻る紫地に紅葉の「みやじま旗」。
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続いて、「みやじま」さん後方も皆様。高さは36m。幸い高いところは全然平気ですので、落ちないよう気をつけながら、乗り出して記録。
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「みやじま」さん、真下通過。「みやじま」さん単独出航であれば、反対側へ追いますが、「あいしま」さん、「いずしま」さんが続いています。今回は、後ろ姿記録は断念。
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「あいしまどりふと」。さあ、続く「あいしま」さん、「いずしま」さんは、牡蠣筏方向転換直進地点に到達。難易度が上がりますよ。お二方の距離は近い。それにしても、恐ろしい程の美しさです。
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「あいしま」さん、正面直進ラインに入られました。「いずしま」さん、ややどりふと方向転換。
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「あいしま」さん、「いずしま」さん、直進ライン。「完璧な青」。曇天雨の7月31日大湊出航を思い出していました。この時、汽笛鳴り、「天に届け完璧な青」。涙が出る。「天に届け…天に届け…」。
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直列。カメラの設定変えていないのに(マニュアル設定ですので)、まばゆいばかりに光り輝く「あいしま」さん、「いずしま」さん。何故か、この時だけ、急に明るくなりました。発光したかのようでした。
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「いずしま」さん、やや左手へ。さあ、「あいしま」さん、真下通過です。
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「あいしま」さん真正面も真正面。斜めに長く曳く波紋。完璧な情景です。これまでの記録最高値更新。この朝、第1掃海隊さんの記録最高値更新。これまで、第1掃海隊さんお三方の記録、実はそれほど多くはなかったのです。なかなか記録出来ていなかった事がずっと気掛かりでした。記録数は少なくはありませんが、お三方揃い航行は多くはなかったのです。一気に挽回。
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連写モードは使用しません。落ち着いて。僅か1分以内の最至近距離真下通過ですが。落ち着いて。今投稿、「あいしま」さんの記録を多くします。理由は記載しません。
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ここでカメラが変わります。完璧な青は、より深い青…「藍」へ。
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「あいしま」さん前方の皆様。7月大湊で、最もお会いする機会が多かった皆様。見事「天王山」を征した7月大湊から約3ヶ月。
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朝日輝よう。「あいしま」さん後方の皆様。これより訓練へ。台風接近していた頃。「どうぞ、お気をつけて」とお見送りの朝。「あいしま」さん、真下通過。
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そして、快晴の朝出航しんがりは「いずしま」さん。幾度も記載していますが、「完璧な青」。
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「いずしま」さん、寄ってみました。艦橋横に自衛艦旗見えますね。皆様、お久しぶりです。元気いっぱい。
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「いずしま」さんと云えば…「いずしま灯台」。発光信号。自衛艦旗。元気に賑やかに出航です。
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「いずしま」さん真上。高さ36m。
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「いずしま早瀬大橋通過」。自衛艦旗仕舞い。Vサイン。
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「いずしま」さん後方も皆様。眩しそうです。丁度、橋と朝日が被っていた頃かもしれません。早瀬大橋は白いので、とても眩しかったでしょう。さあ、「いずしま」さん真下を通過。急ぎ、反対側へ移動。
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今度は新米見学者が眩しい位置に。こちらは逆光。既に「みやじま」さんは行ってしまわれていましたが…「あいしま」さん、「いずしま」さん後ろ姿をお見送りです。実に見事に判で捺したかのように。傾斜も波紋も。
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早くも「あいしま」さん方向転換。こちら側での時間は短いです。5分もありませんでした。
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実に穏やかな朝でした。全く波がない状態。風も殆どありませんでした。静かに航行されてゆく「あいしま」さん、「いずしま」さん。
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お姿見えなくなる直前。「あいしま」さんは、朝の「色」にて。
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「いずしま」さんは、朝焼け茜色にて。これにて、第1掃海隊さん出航記録は完了。この頃、呉湾遥か彼方に掃海管制艇「まえじま」さんのお姿が見えていたのですが、かなり距離があり、その後、江田島に向かうフェリーからお姿探したのですが、既に江田島向こうに行かれていたようでした。翌日の「まえじま」さんの記録はあります。

では、1週間かかってしまいましたが、第1掃海隊さんの「完璧な青」。見事に美しい出航の記録、ようやく拡張版投稿です。
by guardianvein | 2013-10-28 02:23 | ┣掃海部隊
2013年8月22日。横須賀は船越にて、海上自衛隊掃海隊群司令離着任式が執り行われました。徳丸掃海隊群司令より岡掃海隊群司令へ。日本全国の掃海部隊を率いる掃海隊群司令の任が引き継がれました。現在、投稿時間がなかなか確保出来ない状況にありますので、駆け足の投稿にて恐縮ではありますが、「速報」を。
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本日の横須賀は、朝から大変蒸し暑かったのですが、純白の皆様、実に清々しく。整然たる「帽振れ!」にて徳丸掃海隊群司令をお見送りされました。では、いつものように少し時間を戻します。
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船越に到着したのは、午前7時半。空は雲に覆われていましたが、明るい曇天。現在、全国的に大気の状態が不安定になっておりますので、雨が降らぬだけでも幸い。ただし、いつ雷鳴が聴こえて来ても不思議ではない空色でした。湿度も高く大変蒸し暑かったのですが、長浦港を吹く風は涼しく感じられました。夏の終わりの気配。長浦港を訪れたのは、陸奥湾にての『平成25年度 機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練』の直前。約1ヶ月ぶりでありました。本日、長浦港にいらした掃海艦艇さんがたは、第41掃海隊・掃海艇「ちちじま」さん、「えのしま」さん、「つのしま」さん、第51掃海隊・掃海艦「つしま」さん、「はちじょう」さん。
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いつも青森県の大湊から神奈川県の横須賀に戻ると、「変化」があります。今夏は、ガントリークレーンが土台だけになっていました。横須賀の歴史遺産ではありましたが、時を経ている事もあり、東日本大震災後は、特に「耐震=安全」を考えるとやむなし…であります。土台は遺されておりますので、往時を偲ぶ事は出来ます。歴史を感じさせる石積み。在りし日の姿は記憶に留め。写真も多くあります。その土台の先に掃海艦「つしま」さん、「はちじょう」さん。この位置から記録する事も考えましたが、少し遠い…のと、おそらく整然と並ばれる掃海隊群の皆様が縦に詰まってしまうと予測。少し先へと移動しました。
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「この辺りでは…」と記録地点を決定。程なく、岸壁に掃海隊群の皆様が集まって来られました。そして、らっぱの音が良く聴こえました。らっぱの名手の皆様と…儀杖隊は掃海艦「はちじょう」さんの皆様。もしくは第51掃海隊の皆様。しばしの間、「予行」が行われていました。
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午前8時5分。防衛大学校訓練部長をなさっていた岡浩海将補が壇上に上がられました。すぐお近くには、現 掃海隊群司令である徳丸伸一海将補がいらっしゃいます。離任される徳丸伸一海将補。着任される岡浩海将補。「掃海隊群司令離着任式」。
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風音と遠くから聴こえる蝉の聲。静かな長浦港に凛とした、らっぱの音が響き、岡浩海将補が壇上より岸壁へ。これより整然と並ばれている掃海隊群の皆様前を順に巡られます。
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続いて、徳丸伸一海将補がご一緒されます。日本全国の掃海部隊を率いる「掃海隊群司令」が交代される事を顕す「行進」。
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午前8時半。徳丸掃海隊群司令が交通船YF2154号さんに乗船されました。黄の旗が掲げられている間は「掃海隊群司令」。岸壁より岡浩海将補、掃海隊群司令部幕僚の方々がお見送りされます。
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徳丸掃海隊群司令、ご出発です。こちら側を向いていらっしゃるのは…
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第41掃海隊の皆様がお見送りをなさっていたからです。掃海艇「つのしま」さん、「えのしま」さんより、皆様、帽振れ!自衛艦旗も振られて。第41掃海隊さんは掃海隊群ではなく、横須賀地方隊にご所属ですが、「掃海部隊」です。掃海隊群司令は、日本全国の掃海隊さんを率います。海上自衛隊掃海隊群司令部・掃海隊群第1掃海隊・掃海隊群第2掃海隊・掃海隊群第51掃海隊・掃海隊群第101掃海隊。掃海隊群掃海業務支援隊・第111航空隊・横須賀地方隊第41掃海隊・呉地方隊阪神基地隊第42掃海隊・佐世保地方隊下関基地隊第43掃海隊・舞鶴地方隊第44掃海隊・大湊地方隊函館基地隊第45掃海隊・佐世保地方隊沖縄基地隊第46掃海隊。統べて「掃海部隊」。
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ご覧下さい。この整然!岸壁の皆様、全て帽振れ!にてお見送りです。
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引いて。更に見事なる整然。これほど大勢の方々が一斉に帽振れ!でお見送りなさるのです。空は雲に覆われ、視界はかなり霞んでいたのですが(画像加工しました)、純白の皆様、実に清々しく。
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掃海部隊の皆様の整然たるお見送りを目の当たりにしたのは、2012年3月30日以来です。大変風の強い、4月直前とは思えぬ気温であった日を思い出しました。
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海側の掃海艦「はちじょう」さんの皆様のお見送りは勿論の事、そのお隣の「つしま」さんにてもお見送りなさっています。「見える限り全て」の皆様のお見送り。
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お見送りの大トリは、掃海艦「はちじょう」さん右舷の皆様。徳丸掃海隊群司令、横須賀より江田島へ。掃海隊群司令より第一術科学校長へ。着任されたのは、2012年3月30日。日本全国の掃海部隊を率いられた1年と5ヶ月。未だ「新米見学者」、着任された日より離任される日までの様々が思い出されていました。
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巨大な深田サルベージさんの「富士」号さんに重なり、お姿が見えなくなるまで、お見送り致しました。「行ってしまわれた…」。これまでの画像は良く見えるよう加工していましたが、実際には長浦港内でさえ、白く霞んでいました。
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徳丸掃海隊群司令が長浦港を去ってゆかれた、しばしの後。岸壁では皆様が整列され続けていました。強い陽射しはなかったものの、薄日さし湿度の高い蒸し暑い中。
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午前9時丁度。岡浩掃海隊群司令、「着任」であります。再び、いえ、新たに整然と並ばれている皆様の前を巡られます。
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岸壁の左端まで来られ、後に順に整然と並ばれている皆様の間に入ってゆかれます。整然と並ばれている皆様のご所属順でありましょう。少し距離がありますので、その都度の「号令」の詳細が聴こえづらかったのですが…

この後、おそらく、「つしま」さん前の岸壁にての着任の「お言葉」を述べられた事と思います。「着任式」は、午前9時半には終了(のように見えました)。大変蒸し暑い中での掃海隊群司令離着任式となりましたが、「特別な日」。本日より岡浩掃海隊群司令率られる「掃海部隊」となりました。翌日には『呉地方隊展示訓練』一般公開・体験航海が行われ、掃海母艦「ぶんご」さん(体験航海のみのようですが)、掃海隊群第1掃海隊・掃海艇「あいしま」さん、「みやじま」さんが参加されます。
by guardianvein | 2013-08-22 23:39 | ┣掃海部隊
現在、1年ぶりに母親の病院(通院)付き添いが再開となり、投稿時間がとれない状態になっております。また、先ほど投稿した『日報』の最新投稿に関門海峡機雷水中爆破処理を維持しておりましたが、更新しましたので、こちらに転載致します。
6月29日に関門海峡にて発見された「機雷」。8月13日午前10時半、海上自衛隊佐世保地方隊下関基地隊第43掃海隊・掃海艇「なおしま」さん、「うくしま」さんが水中爆破処理を行われました。爆破は成功。無事に終了に安堵致しました。自分は山口県には行かれませんでしたが、テレビ各局さんの報道、放送後、webにて幾度も映像を確認しておりました。時間はかかりましたが、時間を要したと云う事は、それだけ映像で報道されたと云う事でもあります。実際に自分の目で水中爆破処理を記録出来ませんでしたが、これまでの記録とテレビ各局さんのニュース映像をキャプチャーさせて戴いた画像にて投稿致します。
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8月13日午前10時半。太平洋戦争時の「機雷」を水中爆破処理されたのは、海上自衛隊佐世保地方隊下関基地隊第43掃海隊・掃海艇「686うくしま」さん、「684なおしま」さんの皆様でした。第43掃海隊さんは3隻構成。「685」は「とよしま」さん。画像は昨年11月、日向灘にての『平成24年度 機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練』期間中の第43掃海隊さん。年に3度、全国の掃海部隊の皆様が集結し大規模な訓練が行われています。敢えて、雨の朝の画像を冒頭に選んだのは、「うくしま」さん、「なおしま」さんの並びと共に、「バウスラスター」が間近から記録されている為です。理由は後述。
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今年2月の八代海での『機雷戦訓練』時の掃海艇「なおしま」さん。7月の陸奥湾にはいらしていませんので、「なおしまさん直近」の記録です。実は、その7月陸奥湾での『平成25年度 機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練』直前に、「なおしま」さんは横須賀にいらしています。横須賀消磁所にいらした筈です。関門海峡機雷水中爆破処理に備えてかもしれませんし、通常の「測定(点検)」であったかもしれません。今回の水中爆破処理の瞬間、噴き上がる水柱の間近にいらした「なおしま」さんがNHKさん、フジテレビさんの映像にありました。
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「686」。掃海艇「うくしま」さん。今回、NHKさん、フジテレビさんの取材の方々は、「うくしま」さんの方に乗っていらした事が判りました。「うくしま」さんは、7月31日まで半月の間、陸奥湾にての『平成25年度 機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練』の為、青森県にいらっしゃいました。ご所属の下関に戻られて、約10日後の水中爆破処理となりました。

では、機雷水中爆破処理の写真はありませんので、テレビ各局さんのニュース映像キャプチャーさせて戴いた画像にて。前日(21時台)、当日(19時台)、詳細な放送をして下さったNHKさんの映像は、web上にて確認出来ず(時間が長かった事もあり)、地元山口放送局さんの映像をキャプチャーさせて戴きました。

▼NHKさん山口放送局「山口県のニュース」
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海峡の不発機雷を爆破処理
ことし6月、山口県下関市の沿岸の関門海峡で見つかった機雷について、海上自衛隊は13日午前、船や沿岸の住民に支障の出ない沖合の海域で爆破処理をしました。
この機雷はことし6月、下関市の沿岸の関門海峡の海底で見つかり、海上自衛隊では衝撃などで爆発するおそれのあることから、船や沿岸の住民に支障の出ない沖合に移した上で、爆破処理をすることにしました。
13日午前、機雷が見つかった位置から東に4キロほど離れた北九州市沖の海域では、海上自衛隊の隊員が海中に潜って、12日に移してきた機雷に爆薬を仕掛ける作業が行われました。
そして、午前10時半に機雷が爆破され、「ドン」という大きな音とともに高さ100メートルあまりの白い水柱が上がりました。
海上自衛隊によりますと、処理は無事に終了したということです。この機雷をめぐっては、12日爆破処理する海域まで移す際に船が関門海峡を一時的に通過できなくなったほか沿岸の道路の通行止めや住民の避難措置もとられ、海上の物流や市民生活に影響しました。海上自衛隊によりますと、関門海峡の周辺では、太平洋戦争中に少なくとも4,500発の機雷が投下されたとみられ、いまも多くの機雷が残されている可能性があるということです。
NHK山口放送局「山口県のニュース」より

▼日本テレビさん『NNNストレイトニュース』
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関門海峡で海自が機雷の爆破処理 下関市沖
山口県下関市沖の関門海峡で見つかった機雷が13日、海上自衛隊によって爆破処理された。

爆破処理が行われたのは、下関市沖の海域。海上自衛隊下関基地隊により、機雷を誘爆させるための爆薬が取り付けられ、午前10時半、爆破処理が行われた。機雷は長さ約2メートル、重さ約900キロで、第2次世界大戦中にアメリカ軍が投下したものの一つ。爆音とともに海上に大きく水柱を上げ、爆破処理は成功した。

関門海峡には、戦時中、4,500個余りの機雷がB-29によって投下されたという。その多くは既に処理されたが、この海域にもまだ残っている可能性があるという。
NNN『ストレイトニュース』より

▼TBSさん『News i』
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関門海峡で太平洋戦争の機雷爆破処理
山口県下関市沖の関門海峡で見つかった機雷が海中で爆破処理されました。

機雷は今年6月、関門海峡の海底で見つかり、12日に海上自衛隊が東へ3キロの安全な海域まで移動させました。太平洋戦争中、アメリカ軍が投下した感応式の機雷とみられます。

大きな水柱が上がり、爆破処理は終わりました。

アメリカ軍が関門海峡に投下した機雷はおよそ5,000発とされています。
TBS『News i』より

▼テレビ朝日さん『テレ朝ニュース』
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関門海峡に眠っていた戦時中の米軍機雷を爆破処理
 本州と九州を結ぶ関門海峡で今年6月に見つかった戦時中のアメリカ軍の機雷を13日午前、海上自衛隊が爆破処理しました。

 午前10時半、関門海峡に眠っていた機雷が海上自衛隊によって爆破処理され、高さ約100メートルの巨大な水柱が上がりました。この機雷は、山口県下関市側の岸から約200メートル離れた関門海峡の海の底で発見されました。太平洋戦争末期にアメリカ軍が関門海峡に投下した約5,000発の機雷のうちの一つです。爆破処理を前に12日、陸地や船の航路を避けるため、発見場所から約4キロ沖に移され、住民らは一時避難しました。関門海峡に投下された機雷は、今後も見つかる可能性があるということです。
テレビ朝日『ANN NEWS』より


そして、最も長いキャプチャー画像となったのは、テレビ西日本・フジテレビさん。NHKさんは前日21時台、当日19時台の映像をキャプチャー出来れば、更に長くなるでしょう。フジテレビさん夕方のニュース映像キャプチャーは2枚に分けての作成となりました。

▼FNNさん『フジニュースネットワーク』
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関門海峡海底で発見された機雷の爆破処理成功 100m超の巨大水柱
終戦の夏から68年。関門海峡に巨大な水柱が上がった。緊迫のカウントダウンとともに、当時、アメリカ軍が投下したとみられる機雷が爆破された。
爆破され、海面が盛り上がり、白い水柱、そして、海底の泥を巻き上げた黒い水柱が上がった。
静かな海面に現れた数本の巨大な水柱の高さは、100メートル以上となった。
赤い旗の立てられた場所の海底に、機雷はあった。
山口・下関沖の関門海峡の海底に眠っていたのは、戦時中、アメリカ軍のB29爆撃機から投下されたものとみられる長さおよそ2.1メートル、重さ900kgほどもある、この機雷。
安全に爆破処理するため、あるミッションが遂行された。
海上自衛隊の隊員は「やはり、一番難しいミッションは、移動作業と考えております」と話した。
もともと、機雷が発見されたのは、下関側の岸にほど近い場所だった。しかし、付近に住宅などがあるため、4kmほど離れた場所に、12日のうちに船で移動させた。
そして13日朝、海上自衛隊が爆破作戦を開始した。
隊員が爆破に使うのは、手のひらほどの小さな機械。
海上自衛隊の隊員は「この機雷に電線をつなげまして、キーを回します。キーを回したら、機雷を爆破できます。緊張はあるものの、日ごろ訓練を積んでますので、確実に爆破できると考えております」と話した。
船の中から現場を監視する隊員にも緊張が走った。
そして、爆破は成功した。
戦時中は、関門海峡周辺には、5,000発近い機雷が投下されたという。
FNN『フジニュースネットワーク』テレビ西日本より



いずれの放送でも、「第43掃海隊」「水中処分員」のキーワードは出て参りませんでしたが、テレビさん各局にて報道された事により、多くの方々…私たち国民に、今も続けられる「掃海」を報せる貴重な機会ともなりました。NHKさん山口放送局の映像・記事に

「海上自衛隊の隊員が海中に潜って、12日に移してきた機雷に爆薬を仕掛ける作業が行われました」

とありましたが、海中に潜って機雷に爆薬を仕掛ける作業は、「水中処分員」「EOD員」さんがたが行われます。命がけ。海中ですから、さすがに今回、さすがにテレビ局さんがたの映像にはありません。唯一、フジテレビさんの映像中に、発見時、潜水調査をされている際の画像がありましたが。

爆薬を仕掛ける作業。2008年8月2日、初めて海上自衛隊さんの見学をした、その日に自分の目で見ていました。『ヨコスカサマーフェスタ2008』の横須賀水中処分隊展示にて。
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2008年当時の横須賀水中処分隊さんによる「訓練展示」です。「機雷掃海」「水中処分員」を全く知らぬ状態で、初めて目にした「爆薬を仕掛ける作業」。今も鮮烈に記憶に残っています。この時は、「展示」ですので、海に浮いている「浮流(遊)機雷」でなければ、私たちは目にする事ができません。この日、この時、横須賀水中処分隊展示が行われていなければ、「海に潜って爆薬を仕掛ける」と云う事が理解(想像)出来なかった事でしょう。
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その日から約2年。再び、「海に潜って(入って)爆薬を仕掛ける」光景を目にします。この日は「展示」ではなく、掃海隊群司令部「水中処分版班」さん実際の訓練。厳冬1月の海での訓練。フジテレビさんの映像にて、掃海艇「うくしま」さんの処分長(水中処分員)さんが「緊張はあるものの、日頃訓練を積んでいますので、確実に爆破出来ると考えております」と極めて淡々と仰られていた通りです。

海上自衛隊掃海部隊の皆様は、常に訓練を続けられています。いつ何時、日本の海のどこかで機雷・不発弾が発見されるやもしれません。終戦から68年経てもなお、続けられる「掃海」。昨日は多くの方々に、その地道な任務を報せる機会でもありました。

【画像追加】
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今しがた、テレビ朝日さんの朝の番組で、水中爆破処理の映像を拝見しましたが、処分艇上の水中処分員さんが掲げた赤い旗に、再び『ヨコスカサマーフェスタ2008』を思い出しました。「この時の横須賀水中処分隊展示は予告(予知)であった?」です。テレビ朝日さんの映像の最後に「爆破処理は6年連続」とありました。6年。2008,2009,2010,2011,2012,2013…6年です。6年目の8月。
by guardianvein | 2013-08-18 05:57 | ┣掃海部隊
7月に入ってしまいましたね…時間的に厳しくなって参りました。大作の投稿が難しくなりつつありますが、何とか。では、早速参りましょう。こちら『gvein(別館)』は、では、『第62回 掃海殉職者追悼式』週間初日の詳細投稿を続行します。
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2013年5月23日、香川県坂出市の坂出港林田岸壁に到着された掃海母艦「うらが」さん、掃海艇「いずしま」さん、「あいしま」さん、「まきしま」さん。今投稿は電灯艦飾・一般公開のご準備「フネを飾ろう塗ろう」。
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前回投稿には、掃海艇「いずしま」さん後方の真鍮磨き・展開器塗りが登場しましたが、岸壁前方へ順に遡ってゆきます。「いずしま」さん展開器の後ろにはフロート。さあ、塗りましょう。真っ白に。
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少し離れたところから見ると、塗らなくても?と思えたのですが、近付くと「塗らなくては」でした。灰色の筋が出来ていました。
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新米見学者、岸壁をじりじり横移動。「いずしま」さん中央付近。こちらのお二方は塗りではありませんね…杖の先端は塗りローラーではなく、彫刻刀のような…何かを削られていますね…
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スリリングな体勢で、ざーりざーりと削っていらっしゃるのは水際。
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水際に密集している小さな貝殻群。ざーりざーり。海へ戻します。このように水際に貝殻群が密集していると云う事は…「いずしま」さん、坂出港にいらっしゃる前は、少し長い期間、洋上で訓練されていた?ふと思ったのは、今回は訓練での寄港ではありません。『第62回 掃海殉職者追悼式』付帯行事週間。訓練ではありませんが、寄港されるまでは訓練が続いていた?こうした行事の際の寄港時は、それまで出来なかった整備の機会でもあるのでしょうね。周囲を見渡すと、お隣の「あいしま」さん、後方の「まきしま」さんは、既にご準備が済んでいるように見えました。
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更に、じりじりと前方に横移動。艦橋前の広い甲板塗り地点。強い陽射しの下、黙々と塗っていらっしゃいます。
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「ふむ。意外と広いのですよ。この甲板は」。すがしま型掃海艇さんは、艦橋前がとても広々しています。塗る面も広い。
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少し引いてみましょう。「いずしま」さん外から見える全域で整備が行われていました。
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この時、ふと背後に気配を感じ振り返ると…「ごごご…」。広大な掃海母艦「うらが」さん前方を「イルカさんの壁」が動いていました。このイルカさんには見覚えがありますよ…。横須賀の日産埠頭にいらした事があります。壁のような自動車運搬船イルカ号さん。坂出港出港。
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林田岸壁先頭の掃海母艦「うらが」さんでは、電灯艦飾のご準備が始まっていました。「うらが」さんは広大です。電灯艦飾のご準備も大掛かり。数えてみたい電球総数。
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観るは美しい電灯艦飾ですが、ご準備は容易ではありません。電灯艦飾電球リレーです。一般公開用の安全ネットは既に準備完了。その上から電灯艦飾の電球を渡してゆかれます。時間を遡ってみたところ、安全ネットをデッキクレーンで降ろされてから完了まで30分以内ですね…。
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「うらが」さん電灯艦飾電球リレー範囲拡大。まさに「リレー」ですね。手から手へ。敢えて時間がかかっても、詳細投稿を続行しているのは、こうした地道なご準備を省略したくないからです。この時、岸壁には見学の方々は殆どいらっしゃらなかった。多くの見学の方々が訪れる頃には、全てのご準備が完了しています。「知らぬ間に」。この翌週、掃海母艦「うらが」さんは横須賀に戻られ、2週続けての一般公開となります。その際、「うらが」さんは既に安全ネットを完備されての横須賀本港入港でした。
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「うらが」さん後方の電灯艦飾電球リレー。よくよく考えると、電灯艦飾の電球は、一筆描きのように「1本」なのでしょうか??(勿論、途中で接続されている事は判っていますが、広い意味で)。よくよく考えると、その「原点」を見た事がありません。次回こそ、その「原点」を訪ねたいですね(いつになるか判りませんが…11月1日??←一般公開時ではありませんね…)。
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真夏のような陽射しの日中に電灯艦飾点灯。「繋がり」ましたね。青い海と美しい瀬戸内海と灯。
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再び、掃海艇「いずしま」さん、「あいしま」さん、「まきしま」さん方面を振り返ると…電灯艦飾ご準備中。周囲は、ほぼ完了。マスト経由のご準備開始。お隣の「あいしま」さんは…おや??ご準備完了されていると思い込んでいましたが、これからでした。どなたもいらっしゃらないですね…。まだ、この頃、どなたも上陸(外出)されていませんので、皆様、艇内での作業等をなさっていたのかもしれません。と云っても。この朝、林田岸壁に到着された皆様、夜通し瀬戸内海を航行されてのご到着です。『機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練』期間中もですが、24時間動いていらっしゃるので、時間の感覚が判らなくなります。自分も定時に就寝起床の生活ではないのですが。
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「いずしま」さんマストてっぺん。電灯艦飾も満艦飾もマストを経由しますので、マスト昇りは必須。通常の整備の際もマストに昇られている際を目にしますが、軽々と昇ってゆかれます。
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あ。縄梯子の登場です。始まりますね。「フネを塗ろう艦艇番号・錨付近篇」。スリリングなフネを塗ろう篇でもあります。
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縄梯子出動
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縄梯子塗り要員のお方出動
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いやはや…いつ見てもスリリングです。下は勿論、海。真夏のような暑さですから、海にどぼんしたい気分ではありましたが、そう云うものではありません。まして、この時、下の海には刺されたら痛い痛いアカクラゲがうようよしていました。
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どの角度から見てもスリリングです。何がスリリングかと云うと、縄梯子降りるだけでも十分スリリングですが、微妙にカーブしていますから、降りてしまうと上(甲板上)が見えません。縄梯子もゆらゆらします。塗る面も近かったり遠かったり。その状態で塗るのですから。するすると降ろされた塗料缶の位置も重要です。
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「はい。こちら側面でも塗り開始です」。側面は近いですが広いですし、この後、岸壁下の部分も塗られます。どのようにして塗られるでしょう。

では、今投稿は、ここまで。昨日、『日報』へ『よこすかYYのりものフェスタ2013』最終日詳細40cut超えの大作を投稿致しましたが、こちら『gvein(別館)』の今投稿も20cutを超える大作です。excite系2ブログは大作中心ですが、そろそろ時間的に大作投稿が難しくなって来ています。どこまで投稿出来るだろうか…です。twitter版「@guardianveins」は、日々、少しずつ投稿しています。
by guardianvein | 2013-07-02 09:56 | ┣掃海部隊
いっぱいいっぱいの状態が続いています。『日報』は、『よこすかYYのりものフェスタ2013』最終日詳細投稿を続行、twitter版「@guardianveins」は、速報及び、これまでの記録再生中。こちら『gvein(別館)』は、坂出詳細投稿を続行。その折、昨日6月29日に過密航路の関門海峡で「爆発物」が発見されたとの報道。急遽、こちらに投稿します。いつものようにニュース映像をキャプチャさせて戴きました。
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NHKさんのニュース動画をキャプチャさせて戴きました。こうしておかないと後に判らなくなってしまうのです。過密航路の関門海峡で発見された「爆発物」。潜水調査をなさっているのは、海上自衛隊佐世保地方隊下関基地隊第43掃海隊さんの水中処分員さんがたですね。掃海艇「うくしま」処分長さん映像で確認。「うくしま」さんEODチームonlyではない気がしますが…(ご所属が変わられている方々が)。ニュース映像を見ると、かなり陸地(岸壁)に近い地点ですね…。

今年は、このようなニュース動画キャプチャの速報を投稿するのは3度め。4月の船橋沖の不発弾調査の際の横須賀水中処分隊さん、6月4日の水中爆破処理、そして今回。「不発弾」「爆発物」は、突如見つかります。その都度、速報を入れていますが、6月は2度めです。『よこすかYYのりものフェスタ2013』直後の6月4日。今回は「機雷」の可能性との事。
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twitter版「@guardianveinsに先行投稿した画像です。ニュース等で報道されると、各ブログに一斉に検索が入ります。その為、準備している投稿を一時的に停止して、速報を入れるようにしています。検索が入ると云う事は、それだけ多くの方々が「もっと知りたい」と思われているからです。今回は「機雷」「関門海峡」が入って来る事でしょう。ニュース報道は時間が限られていますから、発見された「爆発物」を潜水調査されていたのは、「海上自衛隊佐世保地方隊下関基地隊第43掃海隊」「掃海艇なおしま」「掃海艇とよしま」「掃海艇うくしま」「水中処分員」等の詳細なwordは含まれません。自分も掃海部隊の皆様・EOD員さんがたの見学を続けていなければ、「海上自衛隊さんが調査している」としか判らないでしょう。ですが、ニュースで報道される事は重要。例え1分半の映像だとしても、十分な時間です。

関門海峡は、第43掃海隊さんのご担当。もっと詳細に投稿したいのですが、現在、非常に時間がタイトです。単発のtwitter版には逐次投稿しています。とにかく時間が足りない。
by guardianvein | 2013-06-30 02:18 | ┣掃海部隊
台風4号が硫黄島に接近せず幸いでした。天気予報を見ても、毎回小笠原諸島は詳しく判りません。遠方の東京都。さて…excite系各ブログ、なかなか投稿速度が上がりませんが、twitter版「@guardianveins」は、日々少しずつ稼働中。1cut毎の投稿(tweet)ですので、1日に複数回少しずつ。こちら『gvein(別館)』は「別館」と云っても本家ですので、大作構成。また、オリジナル画像に忠実な表示ですので、出来る限り詳細に。では、『第62回 掃海殉職者追悼式』週間初日。香川県坂出市の坂出港林田岸壁に到着された掃海部隊の皆様、着岸直後から始まる各所整備・ご準備の詳細投稿。
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早朝は相当に白く霞んでいた瀬戸内海ですが、掃海部隊の皆様が林田岸壁に到着される頃には、見事な快晴となりました。掃海部隊林田岸壁縦列。最も近い地点から第42掃海隊・掃海艇「まきしま」さん、第1掃海隊・掃海艇「あいしま」さん、「いずしま」さん、掃海母艦「うらが」さん。
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縦列中央の第1掃海隊さん地点。岸壁側は一般公開を担当される掃海艇「いずしま」さん。手動タラップ降ろし。クレーンを使用される場合もありますが、この時は手動。こちらのタラップは、一般公開時用。
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このタラップは一般公開用ですので、待機分ですが、タラップは「降ろして掛けて、はい終わり」ではありません。海は満ち引きしますので、掃海艦艇さんがたの高さも上下します。干満の差が大きいと滑り台になったりしますので、その都度、設置位置を変えたり、様々工夫を凝らしたり。港と時期によっては、本当に滑り台。
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第1掃海隊さん前方に移動。いやはや…本当に実に見事に晴れました。まだ、午前10時ですが、気温は早くも30度に達しようとしていました。地元坂出のお方にお訊きしたところ、この日から突如晴れて真夏になったようです。自分は2010年に初めて掃海殉職者追悼式週間に香川県を訪れ、以降、毎年同じ時期に訪れていますが、4度めの香川県は本当に暑かったです。2010年高松港入港時は寒さに凍え、2011年は台風2号接近で連日雷雨と雨(大雨)、2012年は今年に近く晴天が続きましたが、目眩がする程暑かったと云う記憶はありません。
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林田岸壁先頭は掃海母艦「うらが」さん。掃海殉職者追悼式に掃海母艦「うらが」さんがいらした際の記録は今回が初めてとなります。2010,12年と掃海母艦「ぶんご」さんでした。掃海母艦「うらが」さんにても各所でご準備が始まっていました。掃海母艦さんは「広大」です。一般公開用の安全ネットもたくさん必要です。クレーン稼働。
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「うらが」さんは背がお高いので、どんなに背伸びしても、飛び跳ねても、なかなかご準備の様子が見えないのですが…デッキクレーンが稼働している際を間近でじっくり見学したのは、今回が初めてかもしれません。とても興味深い。滑らかに自在に動くクレーン。
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一般公開用の安全ネット、荷出しはクレーンで行っても、その後の設置は手作業です。広大な周囲をネットで囲ってゆかれます。
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新米見学者、林田岸壁を右往左往。再び、第1掃海隊さん地点。実は坂出に到着するまで、寝台特急サンライズ瀬戸号内で殆ど寝ていなかったので(ついつい景色を見てしまい)、突如の30度は厳しいものがありましたが、これまで、特に「いずしま」さんの晴天時の記録が殆どなかった事もあり、くらくらしていたものの、寝ていない事を忘れていました。物忘れがひどくなった気がしますが、このような時は便利です。よく「疲れも忘れ」と云いますが、新米見学者は別の意味で忘れる特技を習得したようです。
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「いずしま」さん整備・ご準備開始。これまで、「いずしま」さんは呉にご所属ながら、お会いする機会が格段に多いのですが、何故か晴天時の記録が殆どなく、前回の水俣港でも記録が多いとは云えませんでした。次第に焦りが募る程になっていました。掃海部隊の皆様を出来る限り均等に記録する、それが大前提。今回、「いずしま」さんは体験航海はされません。その為、岸壁側にいらした事もあり、着岸時の掃海艇さんがたの記録は「いずしま」さんに集中させました。お隣の「あいしま」さん、後方の「まきしま」さんは体験航海時に多く記録可能です。
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林田岸壁が掃海部隊岸壁へとなってゆきます。掃海部隊の皆様は各地で長期の訓練、一般公開・体験航海などを続けられていますので、皆様、それぞれ役割分担がしっかり出来ていて、各所さくさく進みます。
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1cutに、整備・ご準備さまざま凝縮。左手より銀杖をお持ちのお方は塗装、中央は一般公開用タラップ幕チーム、右手より電灯艦飾電球チーム。まるで、絵コンテがあっての映画のスチール写真のようでもあります。ですが、撮影用の再現ではありません。そのまま。皆様の「日常」そのまま。
【註】画像にテキストが入っている分は、先行してtwitter版に投稿した分(もしくは、これから投稿分)です。同じ画像ではありますが、twitterは画像が圧縮されてやや不鮮明になりますので(facebookほど圧縮されない)、重複してもオリジナル画像に極めて忠実表示のexciteブログに投稿します。省略する必要はありませんし。twitterはtwitter。exciteブログはexciteブログ。
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呉の掃海艇「いずしま」さんより神戸の掃海艇「まきしま」さんへと配達されてゆく電灯艦飾電球。年季が入っていますね。夜が訪れると、どこか懐かしく温かい橙色の灯で掃海艦艇さんがたを照らします。
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この時、ふと「?」。何故、「まきしま」さんへ電灯艦飾電球が運ばれてゆくのでしょう。「ある答え」かもしれません。
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電灯艦飾電球、「まきしま」さんにご到着。実に明瞭な視界。5月は陽射しが強い季節ですが、この日は格別でした。気温も30度に達しようとしていました。くらくらしましたが、幸い湿度が低かった事もあり、風は爽やか。
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とは云え…暑い…「うう…暑い…暑過ぎる…」と思っていた時でした。「そこの見学者さん見学者さん。気温が30度に達しようとしています。水分補給をして下さい」。掃海艇「まきしま」さんより冷たいお茶の差し入れを戴きました。先日、新聞に「常温飲料がコンビニで人気」との記事がありましたが、個人的には暑い時は冷たい飲み物が必需です。高温の屋外で常温の飲み物を飲んでも効きません。甲子園のかち割り氷が良い例です。気温が上がる程に冷たいものが必需になってゆきます。この時は、まさに「命の冷たい水(お茶)」でした。記事には「冷たいとバッグ(かばん?)が濡れる」とあった気がしますが、外出時にハンカチやタオルを持っていないと云う事では。ボトルケースも世の中にはあります。
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冷たいお茶で息を吹き返し、再び、林田岸壁を右往左往。「まきしま」さん前方、「いずしま」さんでは、塗装・真鍮磨きが始まっていました。「いつもの光景」ですが、省略しません。逆に「いつも記録がある事」が大事。常に艦艇さんがたが整備されている証左です。整備を怠れば、それは後に自分たちに跳ね返って来る事になります。何事も日々の積み重ねが大事。

さて…今投稿は少し短いですが、ここまで。詳細に投稿してゆきますので、細かく分けます。超大作となると、投稿するのにも数時間かかります。少しずつ、回数を増やす方が良いかと思い、試行。次回投稿は「フネを塗ろう」篇ですね。
by guardianvein | 2013-06-23 06:06 | ┣掃海部隊
休刊状態が長く続いてしまいましたね…その間、『日報』へ投稿を集中させましたが、休刊が続いても、こちら『gvein(別館)』のアクセス数は激減してはいませんでした。3週連続の催事と個人的事情が重なり、投稿大渋滞ですが、しっかり記録出来ています。こちら『gvein(別館)』と『日報』、交互に投稿を再開します。こちら『gvein(別館)』は、坂出週間。『日報』は、『よこすかYYのりものフェスタ2013』最終日詳細投稿。『第62回 掃海殉職者追悼式』詳細投稿は十分に時間をかけて投稿します。では、再開第1回は、坂出港入港より始めます。
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2013年5月23日より始まる「坂出週間」は、『日報』へ速報を投稿していましたが、新たに画像を追加再編します。今投稿は、いきなり30cutの大作ですが、それでも実際の記録の1/3にも至りません。大変良い状態での入港であったからです。早朝は相当に白く霞んでいた瀬戸内海でしたが、掃海部隊の皆様の入港が始まる頃より、霞が晴れ、見事な快晴へとなってゆきます。『第62回 掃海殉職者追悼式』週間の幕開け。香川県坂出市坂出港「林田岸壁」ご到着先陣は、掃海母艦「うらが」さん。過密航路の瀬戸内海を夜通し航行されての入港です。
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お出迎えは、真新しいタグボートさんがた。「あさか丸」さんと「とさ丸」さん。今回、新米見学者は初の坂出港。『掃海殉職者追悼式』は、2010年より見学させて戴いておりますが、2010,11,12年は高松港への寄港でした。今回の坂出港は、横須賀から観ると、高松港より少し先。掃海母艦「うらが」さんを先頭に、掃海艇「いずしま」さん、「あいしま」さん、「まきしま」さんが続きます。皆様、第42掃海隊さんご所属の神戸方面より、夜通しゆっくりと航行されていらした事と思います。新米見学者も夜通し、サンライズ瀬戸号にて「併走」して参りました。電気を消し、車窓に流れる景色を観ていましたが、思い出されていたのは、膨大な資料『航路啓開史』中の「感応機雷掃海計画表」でした。抜粋転載させて戴きます。

感応機雷掃海計画表(昭和21年1月25日付)
掃海支部:大阪
掃海区域▼

神戸・大阪航路・大阪内港
播磨灘:常用航路・南航路・北航路
相生掃海航路
神戸外港
大阪外港
友が島水道大阪港間
掃海支部:呉
掃海区域▼

因島航路
備後灘・備讃瀬戸・常用航路
高松・宇野掃海水路
多度津掃海水路
玉島掃海水路
笠岡掃海水路
新居浜掃海水路
小豆島北航路
伊予灘航路

掃海母艦「うらが」さん、掃海艇「いずしま」さん、「あいしま」さん、「まきしま」さんは、感応機雷掃海計画表の海の道のりを航行されて来られたのです。順に辿ってみましょう。

友が島水道大阪港間→大阪外港→大阪内港→神戸外港→播磨灘→相生掃海水路→小豆島→備讃瀬戸→高松・宇野掃海航路

何故、掃海殉職者追悼式が金刀比羅宮さん境内で行われるのでしょう。何故、掃海殉職者顕彰碑が金刀比羅宮さん境内に建立されたのでしょう。その「答(応え)」が『日本特別掃海隊』に標されています。改めて、掃海殉職者追悼式詳細投稿の際、転載させて戴きます。
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「終戦後掃海作業を開始して以来、各港湾都市では早く物資を輸(移)入するために、外国船舶ができるだけ早く出入することができるように、安全宣言を急いで貰いたいという要望が逐次強くなり、日本政府に掃海の責任が移管される頃には…」

「逐次、港の掃海を完了する度に安全宣言を行い、それによって船舶が自由に日本の各港湾に出入できるようになり、日本国民の生活必需物資や産業に必要な資材の輸入が開始され、ひいては日本からの輸出も始まり、日本国民の生活は愁眉を開き、産業・経済復興・発展に向って我が国第一の難関を切り開いて、その基礎造りを成し遂げ、戦後我が国発展のために大きな寄与をもたらしたのである」

「しかし、これを以て直ちに日本沿岸全部が安全になったわけではない。海中に残存する機雷や危険物は至る所に残っていて、昭和27年、海上警備隊、続いて昭和29年に海上自衛隊が創設されると、これらの部隊が掃海作業を引き継いで、現在なお航路啓開業務を継続実施しているのである」
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掃海母艦「うらが」さん、坂出港林田岸壁に間もなくご到着。サンドレッドが飛びます。幾度となく見学記録している入港着岸の光景ですが、「年に一度」の入港着岸でもあります。
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サンライズ瀬戸号から見えた瀬戸内海は、相当に白く霞んでいて、到底青空が見えるとは思えない朝であったのですが、徐々に霞が晴れてゆきます。
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掃海母艦「うらが」さん後方より、掃海艇「いずしま」さんのお姿が見えて参りました。2010年以降、初めての皆様揃っての入港の記録ともなります。また、これまでのリカバリーでもありました。掃海母艦「うらが」さん、今年2月の八代海での機雷戦訓練の際、入出港を岸壁から記録出来ていません。掃海艇「いずしま」さんに至っては、快晴時の入港の記録が存在しなかったのです。何が何でも…と云う思いがありました。掃海部隊の皆様を均等に良い状態で記録しておく事。それは個人の「コレクション」の為ではありません。並べて楽しむ為ではありません。より多くの人々に広く報せる為に、です。2008年以前の自分が「掃海部隊」の存在を殆ど知らなかった、と云う自戒の反動です。「これでもか!」と云う程に。遊び半分で見学記録投稿しているのではありません。
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いつも横須賀でお目にかかっている「うらが」さん。港が変われば、印象も異なります。圧倒的存在感の後ろ姿。ご到着は詳細に記録しています。今投稿は入港された皆様にて構成しての30cut大作。今回投稿していない記録は、twitter版「@guardianveins」へも逐次、投稿予定です。
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ご到着2番手は、掃海艇「いずしま」さん。遂に、快晴時入港の記録です。呉にご所属ながら、お会いする機会が大変多い「いずしま」さん。ですが、何故か快晴時入港の記録がありませんでした。この3年の「一発勝負大リカバリー」となりました。
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続く三番手の掃海艇「あいしま」さんと「いずしま」さん。第1掃海隊さんの快晴時の折り返し記録も殆どありませんでした。全ての皆様を均等に。3年かけても、まだ達成出来ていません。
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この角度です。艦艇番号が大きく見える、この角度。初の坂出港で、初の「いずしま」さん記録実現。1発勝負でした。
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「いずしま」さんの「687」と坂出港ご到着しんがりの掃海艇「まきしま」さん。水面煌めく「687」。あれほど白く霞んでいた視界が実に明瞭になりつつありました。
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掃海部隊の皆様の入出港は、常に、実に、見事に構成されています。「いずしま」さんの前方には、「まきしま」さん。後方には、「あいしま」さん。
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坂出の海色は、濃い緑。その上を滑るように美しい木目の曲線。木造の掃海艇さんならではの美しい曲線です。美しいと云う事は、優れていると云う事。
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美しいながらも、使い込まれた「お手製防舷物」。美と質実。
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次々とサンドレッドが飛び、ご到着サポートの香川県地方協力本部の皆様が岸壁を駆け巡られます。丁度、「うらが」さんの右手に横須賀でもお目にかかる自動車運搬船のイルカさん号がいらっしゃるのですが、イルカさん号ご到着の際は、「ぽむッ!」と音がして、機械じかけでロープが飛びました。いつであったか思い出せませんが、民間船舶のお方が「自衛隊はどうしてサンドレッド飛ばすんでしょうね。他に方法があるのに」と云っていましたが、機械じかけは壊れる時がある。人の力は確実。訓練を積んだ「人の力」は、最も確実。身体が覚えた事(動作)は、なかなか忘れません。
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「あいしま」さん、「まきしま」さんの折り返し。いつもいつでも、見事な構成(間隔)。時に新米見学者、岸壁を全力疾走する事もありますが、殆どの場合において、ゆっくりと岸壁を順に移動してゆけば良いのです。どたばた走り回るのは、超過密一斉入出港の時のみ。常に掃海部隊の皆様の陣形は見事に構成されています。逆に、記録者がその見事さを忠実に再現出来なくてはならないのです。大湊では、一カ所に直立不動で居る方が良い日があります。記録者が動かない事で、判で捺したかのような恐ろしい程の精密さの出港が再現可能になります。あと、いつも思うのは、掃海艦艇さんがたの間隔は、常に見事なのですが、背景までとも見事な間隔である事が多いのです。
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川崎重工クレーン・「まきしま」さん・白い煙突・「あいしま」さん・瀬戸大橋橋脚。全てが納まる見事な間隔。
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やはり理想の角度の「あいしま」さん。完璧。
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真横の位置で通過の「あいしま」さん。白く霞んだ朝から、真夏の光景へ。気温もどんどん上昇。あっと云う間に30度に達します。地元坂出のお方にお訊きしたところ、この日から突如、「真夏」になったのだそうです。以降、現在に至るまで、西日本は既に真夏では?
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「あいしま」さん、「いずしま」さんのお隣にご到着となります。サンドレッドは岸壁ではなく、「いずしま」さんに飛びます。
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そして、ご到着しんがりは掃海艇「まきしま」さん。前週、和歌山県での一般公開をなさった際も大勢の見学の方々がいらしたそうです。今回は一般公開と体験航海をご担当。それにしても、実に見事な「位置」です。「まきしま」さん、後方の背景配置はご覧になられていない筈です。「クレーンと煙突と灯浮標の間に居よう」とは思ってもいらっしゃらない筈。
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「まきしま」さんも快晴時の入港の記録は殆ど存在しませんでした。大ベテランの域に達していらっしゃる「まきしま」さん。とにかく、良い状態の記録を出来る限り多く…。現在、「まきしま」さんは父島に向われている頃でしょう。もう、ご到着になられたかもしれません。『平成25年度実機雷処分訓練』を前に。
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夏空に飛ぶサンドレッド。南の島の光景のようにも思えたり…(父島行かれず夢にまで見そうな現在←なので寝ていません)。
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「まきしま」さん、理想の角度。完璧。快晴時の記録クリア!水俣リカバリー。これまでの記録中、最も良い状態です。そうでなくてはなりません。
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煌めく水面「677」。とにかく、出来る限り、多く…。
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サンドレッドぎりぎり!+瀬戸大橋。ここが坂出である事の記念。そう云えば…掃海艦艇さんがたと瀬戸大橋の記録も今回が初めてです。
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サンドレッド飛び、つつうー!と海面をロープが走ります。まるで、白い蛇のように。
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次々とサンドレッド飛びます。飛んだ瞬間。入港着岸の記録は、幾度でも撮ります。各所で皆様が生き生きと動かれます。「ライヴ」です。フネを動かすのは、人の力。多くの人々の力が集まり、フネは動く。
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安定感のある「まきしま」さんの後ろ姿。これにて、全てのロープが岸壁に渡りましたか。間もなく着岸ご到着。
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坂出港林田岸壁縦列完成。先頭は掃海母艦「うらが」さん、第2列は掃海艇「あいしま」さん、「いずしま」さん。そして、掃海艇「まきしま」さん。
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「掃海部隊坂出港到着。そして、暑い!」。「まきしま」さんの後方から、放水。彼方にお姿見え始めてから、ご到着完了まで1時間半でありました。これより始まる「坂出週間」。まずは詳細投稿第1回。

休刊が長く続きましたが、投稿再開です。各ブログが1週間完全停止した訳は、『日報』にも記載しましたが、3週末連続催事であった事、また坂出より戻った直後より、母親実家・一族工場取り壊し(売却)の為の整理順日に奔走していた為であります。14日より取り壊しが始まり、最早どうにも出来ない段階に入りました。いまだ実感がありませんが、今は懐古するより、投稿したい、の心境。

では、こちら『gvein(別館)』は、『第62回 掃海殉職者追悼式』週間の詳細投稿。『日報』は、続く『よこすかYYのりものフェスタ2013』最終日詳細投稿。twitter版「@guardianveins」は、これまでの記録を突発的にさまざま投稿してゆきます。
by guardianvein | 2013-06-17 09:24 | ┣掃海部隊